データを仕分けた後の動作方法を設定します。
図2.12 仕分け先設定画面の動作タブ
データファイルを仕分けた後の動作方法を指定します。
仕分けたデータファイルを使用して、仕分けを実行したコンピュータで帳票を出力する場合に選択します。
仕分けたデータファイルと帳票やメディアデータファイルなどをネットワーク上の別コンピュータに配信する場合に選択します。
帳票出力サーバで帳票を出力する場合に選択します。
帳票出力サーバでさらに仕分けを行う場合に選択し、使用する仕分け定義名を指定します。
仕分け定義名を64バイト以内で指定します。仕分け定義が環境定義画面の[仕分け]タブで指定されている仕分け
定義格納ディレクトリ以外に存在する場合は、仕分け定義名を259バイト以内のフルパスで指定します。
仕分けたデータファイルを出力も配信もせずに破棄する場合に選択します。
ポイント
帳票出力サーバで仕分けを行う場合、帳票出力サーバからさらに別のコンピュータに配信することはできません。帳票出力サーバで使用する仕分け定義の動作方法に「配信する」が指定されていないことを確認してください。
データファイルを仕分けた後にネットワーク上の別コンピュータに配信する場合に、帳票出力サーバのコンピュータ名をTCP/IPのホスト名またはIPアドレスで259バイト以内で指定します。
以下の文字は使用できません。
「/」、「,」、「:」、「;」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「#」、「\」
注意
コンピュータ名とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
データファイルを仕分けた後に帳票を出力する場合や、ネットワーク上の別コンピュータに配信する場合に使用する帳票名を64バイト以内で指定します。
注意
帳票名を省略した場合は、prassortコマンドの-pオプションで必ず帳票名を指定してください。
帳票の出力時のオプションを2048バイト以内で指定します。prassortコマンドは、帳票を出力するためにprprintコマンドを実行するため、コマンドオプションには、prprintコマンドのオプションを指定します。
注意
PDFファイル保存する場合、一度の仕分け処理で同じ仕分け先に重複して仕分けられないようにしてください。複数のデータが同じ仕分け先に仕分けられた場合、最後に仕分けたデータを使用して出力されたPDFファイルが有効となります。
帳票やデータファイルと同様に、帳票の出力に必要なメディアデータファイルを配信する場合に、チェックボックスをチェックし、配信するメディアデータファイルを指定します。
[設定]ボタンをクリックして表示される配信メディアデータファイル設定画面で、配信するメディアデータファイルを指定します。配信メディアデータファイル設定画面の詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
図2.13 配信メディアデータファイル設定画面
注意
ここでは、prassortコマンドを実行するコンピュータのメディアデータファイルのパスを指定してください。
帳票やデータファイル、メディアデータファイルなどの配信時にデータを圧縮して配信する場合に、チェックボックスをチェックします。
仕分け処理に失敗したときにデータファイルなどのリカバリデータを残したい場合に、チェックボックスをチェックします。リカバリデータは、仕分け定義のあるコンピュータ上に残せます。リカバリデータを使用してリカバリ処理を行うには、prasrcvrコマンドを使用します。