動作オペレーティングシステムがWindowsの場合は、以下の2種類の障害調査用情報採取ツールがあります。
下記のツールで採取された情報(作成されたファイル)は、すべて当社技術員に提供してください。
一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsr コマンド)
一般ユーザ権限で実行できる障害調査用情報採取ツールです。
トラブルが発生したユーザで、障害調査用情報採取ツールであるOARSUsr コマンドを起動します。
このツールを使用すると、トラブルが発生したユーザの情報を一括採取できます。採取できる情報は、以下のとおりです。
注意
動作オペレーティングシステムがWindows 98、またはWindows Meの場合は、このツールは使用できません。この場合は、Administrator 用障害調査用情報採取ツール(OARSdt コマンド)を使用して情報を採取します。
動作オペレーティングシステムがWindows Server 2008、Windows Server 2012、Windows Vista、Windows 7、Windows 8、またはWindows 10の場合は、このツールではなくAdministrator 用障害調査用情報採取ツール(OARSdt コマンド)で情報を採取します。
ただし、管理者権限が取得できない環境の場合は、一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsr コマンド)で情報を採取します。
ポイント
上記コマンドで採取される情報の詳細、およびコマンドの指定方法については、以下を参照してください。
⇒“13.2.1 一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsrコマンド)”
管理者権限でのみ実行できる障害調査用情報採取ツールです。
Administrators権限で実行します。
このツールを使用すると、調査用資料(List Creator の情報とシステム情報)を一度にもれなく採取できます。
採取できる情報は、以下のとおりです。
システム情報/ 製品情報
フォーマッティングログ
クラッシュダンプ
ListCREATOR 作業用ディレクトリ
仕分け定義
クエリ定義
ポイント
上記コマンドで採取される情報の詳細、およびコマンドの指定方法については、以下を参照してください。
⇒“13.2.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtコマンド)”