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Symfoware Server V12.2.0 RDB運用ガイド(データベース定義編)
FUJITSU Software

2.7.6 スコープ定義

スコープ定義は、CREATE SCOPE文で行います。

CREATE SCOPE文の定義者と表のDSIの定義者は、同じでなければなりません。

スコープ“東京スコープ”の定義

CREATE SCOPE    東京スコープ
                     ↑
                 スコープ名

       DSI (東京在庫表DSI, 東京発注表DSI)
                             ↑
                          DSI名リスト

スコープ名

スコープ名は、DSI名を限定するスコープの名前を指定します。スコープ名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。スコープ名はデータベース内で一意です。

DSI名リスト

DSI名リストは、アクセス範囲を限定する表のDSI名を指定します。DSI名は、データベース内で一意でなければなりません。スコープ定義文で同じDSIを指定することはできません。

注意事項

スコープ機能で限定されるデータ操作の範囲は、アプリケーションのSQL文、rdbuptコマンドおよびrdbunlsqlコマンドで有効となります。rdbsloaderコマンドなどのRDBコマンドでは有効となりません。