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Symfoware Server V12.2.0 RDB運用ガイド(データベース定義編)
FUJITSU Software

2.7.7 格納構造の定義の適用

ここでは、格納構造の定義の適用について説明します。格納構造の定義の適用にはスコープ定義の適用があります。

2.7.7.1 スコープ定義の適用

スコープ定義の適用は、APPLY SCOPE文で行います。スコープ定義をある利用者に適用することにより、利用者は、指定された範囲で表のデータ操作ができます。

APPLY SCOPE文の実行者は、スコープの定義者でなければなりません。

スコープの適用の例を、以下に示します。

利用者“SUZUKI”にスコープ“東京スコープ”を適用します。

APPLY SCOPE    東京スコープ
                    ↑
                スコープ名

       TO     SUZUKI
                ↑
            認可識別子

スコープ名

スコープ名は、表の利用者に対して適用するスコープの名前を指定します。スコープ名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。

スコープ名は、CREATE SCOPE文で定義されていなければなりません。スコープ名はデータベース内で一意です。

認可識別子

認可識別子は、スコープの利用者を指定します。