DB管理モード中に実施したデータベースの定義、変更、削除や創成について、両ノードで正しく実行できていることを再確認してください。以下を参照して、これらの操作を行ったデータベースの資源について、データベースの定義情報およびデータの整合性が取れていることを確認してください。
分類 | 整合性の確認方法 |
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データベースの定義情報 |
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データ |
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運用情報 |
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データベースの定義情報およびデータの整合性がとれていない場合、DB管理モードが終了できません。
ハードウェア故障などが原因で解決できないエラーが発生している場合、“DB管理モード中に解決できないエラーが発生した場合”を参照して対処してください。
参照
rdbprtコマンド、rdbudsiコマンドおよびrdbinfコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
DB管理モード中に解決できないエラーが発生した場合
ハードウェア故障などが原因で、データベースの定義および創成の再実行がエラーとなり、両ノードのデータベースの定義情報およびデータを一致させることができない場合、エラーが発生したノードで以下を実行し、当該ノードを切り離します。
# /opt/FJSVaplamdb/bin/dbmngdetach
その後、正常なノードにおいて、DB管理モード中に実施しようとした目的のデータベースの定義および創成の操作を最後まで完了させてから、DB管理モードを終了してください。
DB管理モード終了後、“利用ガイド”の“警告・異常時の対処とリカバリー”を参照して、リカバリーしてください。
注1)ノード#1またはノード#2の、どちらのノードでも実行可能です。
注意
dbmngdetachコマンドは解決できないエラーが発生したノードで実行してください。
解決できないエラーが発生したにもかかわらず、dbmngdetachコマンドを実行せずに当該ノードを切り離さない場合、DB管理モードを終了できない場合があります。