事前にアプリケーションの停止や、利用者へ停止をアナウンスします。
Appliance Managerの[ホーム]画面の稼働状態が「正常」になっていることを確認します。
Appliance Managerで[保守]タブを選択し、次に[部品交換準備]タブを開きます。[部品交換準備]画面が開きます。
[切り離し対象]にServerUnit#1を選択し、[切り離し]ボタンをクリックします。
以下のいずれかの[ユニットの切り離し]のポップアップメッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。ServerUnit#1が切り離されます。
ServerUnit#1が切り離されて、電源が切断されます。iRMCの電源制御機能を使って、ServerUnit#1が[Power Off]になっていることを確認します。電源状態の確認については“E.5.2 電源状態の確認”を参照してください。
利用者へ再開をアナウンスします。
iRMCの電源制御機能を使ってServerUnit#1の電源を投入します。起動が完了するまで約15分待つ必要があります。15分は目安です。電源の投入については、“E.5.1 電源の投入”を参照してください。
Appliance Managerにログインします。
データベースインターフェースとしてOpen SQLインターフェースを選択し、かつ [ユニットの切り離し]で「ポップアップメッセージ(サーバの切り替えが発生する場合)」が表示されたときだけ、リカバリーボタンをクリックします。確認画面が表示されるので、[OK]ボタンを押してください。
Appliance Managerの[ホーム]画面のメッセージウィンドウを見て、以下のメッセージが両方とも出力されていることを確認します。
.... FIS-HADBR_AMGRCME: INFO: 10006: aphost1に追加されたイベント監視の条件定義ファイルが反映されました。
.... FIS-HADBR_AMGRCME: INFO: 10006: aphost2に追加されたイベント監視の条件定義ファイルが反映されました。
上記はServerUnit#1のホスト名がaphost1、ServerUnit#2のホスト名がaphost2の例です。
Appliance Managerの[ホーム]画面で稼働状態が「正常」になっていることを確認します。
注意
ServerUnit#1の起動が完了していない状態で手順8.のリカバリーを実行すると、以下のメッセージが表示されて異常終了します。その場合は、しばらく待ってから再度実行してください。
.... FIS-HADBR_AMGRDB: ERROR: 11013: リカバリーに失敗しました。
手順9.で、以下のメッセージが出力された場合、イベント監視の条件定義ファイルの内容が誤っている可能性があります。
メッセージを参考にイベント監視の条件定義ファイルを正しく修正したのち、再度、“E.6.1 イベント監視の条件定義ファイルの作成”の手順1.からやり直してください。
... FIS-HADBR_AMGRCME: WARNING: 10007: aphost1に追加されたイベント監視の条件定義ファイルに誤りがあります。 追加されたイベント監視の条件定義ファイルは無効になります。....