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PRIMEFLEX for HA Database 利用ガイド
FUJITSU Integrated System

E.6.1 イベント監視の条件定義ファイルの作成

  1. Systemwalkerテンプレートを編集し、追加するイベント監視の条件定義ファイルのCSVファイルを作成します。作成したCSVファイルには、以下のイベント通知先情報を設定します。

    ○外部に設置された運用管理サーバに通知する

    通知する場合は、「上位システム送信」の項目を“SEND”にします。
    通知しない場合は、“NOSEND”にします。

    ○Appliance Managerの[ホーム]画面のメッセージウィンドウに通知する

    通知する場合は、「ログ格納」の項目を“LOG”にします。
    通知しない場合は、“NOLOG”にします。

    参照

    • Systemwalkerテンプレートについては、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編”の以下を参照してください。

      • Systemwalkerテンプレートをダウンロードする

      • Systemwalkerテンプレートについて

    • イベント監視の条件定義の記述方法については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の以下を参照してください。

      • イベント監視条件のCSVファイル

    注意

    • イベント監視の条件定義ファイルで、「メッセージ監視アクション」以外の自動アクション定義はすべて無視されます。

    • イベント監視の条件定義ファイルで、「ホスト名の特定」に以下の文字列は記述しないでください。記述すると、イベント監視の条件定義の反映に失敗します。

      • ###Systemwalker templates Start###

      • ###Systemwalker templates End###

    • 以下のイベントはPRIMEFLEX for HA Databaseとしてすでに監視設定しているため、お客様がイベント監視の条件定義ファイルに追加する必要はありません。

      • ServerView Operations Managerのイベント

      • 付録A メッセージ一覧”に記載の「FIS-HADBR」で始まるイベント

      • Systemwalker Centric Managerの性能監視イベント

      • PRIMECLUSTER GLSの監視イベント

  2. 両方のサーバユニット(ServerUnit#1およびServerUnit#2)にスーパーユーザーでログインします。ログイン方法については、“付録G サーバへのログイン方法”を参照してください。
    手順1.で編集したイベント監視の条件定義ファイルを、以下のディレクトリ配下に格納します。

    /etc/opt/FJSVaplam/event

    ポイント

    • イベント監視の条件定義ファイルのファイル名は半角英数字、ピリオド(“.”)が使用できます。

    • イベント監視の条件定義ファイルは複数追加できます。複数個のファイルを追加した場合、ファイル名の昇順に反映されます。

    • 追加できるイベント監視の条件定義の行数は、全ファイルで合計4000行までです。4000行を超えた場合、イベント監視の条件定義が正しく反映されない場合があります。