管理端末では、Appliance Managerを利用します。また、ハードウェア故障箇所の詳細な情報の確認のため、ServerViewコンソールを利用します。用意する端末の条件について“B.1 端末の条件”を参照してください。
Appliance ManagerとServerViewコンソールを利用するために、以下の設定を実施してください。
管理端末のWebブラウザの設定については、“B.2 Webブラウザの設定”を参照してください。
管理端末でServerUnit#1、ServerUnit#2の名前解決ができるようhostsファイルまたはDNSが設定されている必要があります。ServerUnit#1のホスト名は「aphost1」、ServerUnit#2のホスト名は「aphost2」です。
hostsファイルの名前解決の設定方法は以下のとおりです。
管理端末の“C:\Windows\System32\drivers\etc\”にあるhostsファイルに以下の例のような記述を追加します。
IPアドレス(注1) aphost1(注2) IPアドレス(注1) aphost2(注2)
注1)aphost1とaphost2の管理用のIPアドレス(“2.2.4 管理ネットワーク設定”で[サーバユニット IP1]と [サーバユニット IP2]に指定したIPアドレス)を指定してください。
注2)“D.7 ホスト名の変更”の手順に従いホスト名を変更した場合は、新しいホスト名を指定してください。
Oracle JRE 7(Java Runtime Environment 7)をインストールする必要があります。JREのバージョンは、1.7.0_75以降を使用し、OSが64bit版/32bit版に関わらず、32bit版のJREをインストールしてください。
「Javaが、セキュリティー問題の発生が考えられるアプリケーションコンポーネントを発見しました。」のメッセージが表示されないようにするには、JREをインストールした後、Java のコントロール・パネルでセキュリティの設定を変更します。
以下は、32bit版のWindows 7の例です。
[スタート]メニューの[コントロールパネル]をクリックします。
[コントロールパネルの検索]に、「Java Control Panel」と入力し、Javaのアイコンをクリックして、Javaコントロール・パネルを開きます。
Javaコントロール・パネルで、[詳細]タブを選択します。
[混合コード(サンドボックス内実行 vs. 信頼済み)セキュリティー検証]で、[有効 - 警告を表示せずに、保護をかけて実行する]をチェックします。
[JavaPlug-in]で、[次世代のJavaPlug-inを有効にする]をチェックします。
参考
ServerViewコンソールについては、“ServerView Suite ServerView Operations Manager Server Management 取扱説明書”の“ServerView Operations Managerの使用”を参照してください。
ServerViewのマニュアルの参照方法については、“製品説明書”または“リリース情報”を参照してください。
管理ネットワーク内に、ルータなどのゲートウェイを設定し、管理端末がある異なるサブネットのネットワークを接続する場合は、“D.4 管理ネットワークの経路設定”で経路を設定してください。
管理端末が、管理ネットワークと同じサブネットの場合は、経路の設定は不要です。