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Systemwalker Runbook Automation テンプレート利用ガイド(Consolidation Option編)
FUJITSU Software

6.2 業務システムの監視設定用パラメーターファイル

注意

ミドルウェアインスタンスを追加した場合の注意事項

業務システムの監視設定の更新を行う場合は、業務システムの監視設定に使用したパラメーターファイルに、追加したミドルウェアインスタンスの監視設定情報を追記して使用します。

業務システムの監視設定の更新は、以下の設定情報のみ追加できます。

  • 監視ユーザーID

    新たに追加する監視ユーザーIDを追記してください。

  • 追加したミドルウェアインスタンスの監視設定情報

    すでに監視設定を行っている業務システムにミドルウェアインスタンスを追加した場合は、監視設定に必要となる情報を追記してください。

監視設定時に指定した監視ユーザーの情報が設定されていない場合や、ミドルウェアインスタンスの情報が不足している場合は、プロセスインスタンスの起動に失敗します。

ファイル名

任意の100文字までのファイル名

使用用途

テンプレートのプロセス定義“業務システムの監視設定”に必要なパラメーターを記載します。

以下の情報を設定します。

文字コード

Shift-JIS

ファイル形式

各設定値をダブルクォーテーション(")で囲み、カンマ区切り(,)で指定します。先頭カラムに、その行が表すデータの種別を設定します。それ以降に、各設定値を設定します。業務システムの情報、および、1つのミドルウェアインスタンスの情報をそれぞれ1行で記述します。

"種別","設定値1","設定値2","設定値3","設定値4"...

注意

  • 省略可能項目を設定しない場合はダブルクォーテーションの間に何も設定しないでください。

    例:設定値3を省略する場合

    "種別","設定値1","設定値2","","設定値4"...
  • 必須項目が設定されていない場合や不正な値が設定されている場合は、プロセスインスタンスは起動に失敗するか、または“異常終了”となります。

  • 指定した"種別"で指定可能な設定値の数(1行の中の要素数)を超えて、何らかの値を設定しても起動パラメーターとして読み取りません。
    例えば、種別に“MONITORING_COMMON”を指定した場合の指定可能な設定値は、種別を含めて全部で6つです(種別,業務システム名,監視ユーザーID,インフラ管理者メールアドレス,Systemwalker Service Quality Coordinator 運用管理クライアントのIPアドレス,Systemwalker Centric Manager Open監視サーバのホスト名またはIPアドレス)。6つを超えて設定値を指定しても、6つ目までの設定値だけを読み取り、プロセスインスタンスの起動パラメーターとして設定します。それ以降の記述は読み取りません。

    例)種別“MONITORING_COMMON”で7つの設定値を指定した場合

    "MONITORING_COMMON","bizsystem1","user1","user1@example.com","192.0.2.4","192.0.2.5","ABC"

    “ABC”は無効な値と判断され、起動パラメーターとして読み取りません。

使用例

以下に例を示します。

"MONITORING_COMMON","bizsystem1","user1","user1@example.com","192.0.2.4","192.0.2.5"
"MONITORING_SWCMGR","ISAS","192.0.2.1","biz001","10050","" "MONITORING_SWCMGR","SYMFOSVOI","192.0.2.2","inst1","10150","" "MONITORING_SWCMGR","SWOMGR","192.0.2.1","9","10250","192.0.2.1" "MONITORING_SWSQC_ISAPS","192.0.2.1","biz001","admin","bpnM2i65/s+k5YhGb15JKw==","12011"

各設定値の詳細を以下に説明します。