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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 運用ガイド
FUJITSU Software

5.1.1 実行クラスあたりの抽出セル数

抽出対象ファイル数に対して抽出時の実行クラスに割り当てられているデータ抽出セル数が少ない場合、実行クラスあたりのデータ抽出セル数を増やしたり、抽出サーバセットを増設したりして処理の多重度を上げることで、抽出処理時間のチューニングが行えます。

データ抽出セル数の調整は抽出制御動作環境定義ファイルを編集して行います。


参照

実行クラスおよびクラスに割り当てられたデータ抽出セルについては、“解説書”の“ 実行クラス制御”を参照してください。


データ抽出セルの変更方法を以下に示します。

ClassB用のデータ抽出セルをClassAと共用+ClassA用のデータ抽出セルを追加する

#-- 実行クラス定義 --#
Class  ClassA  6  0                            ・・・ClassAの最大多重度を6に変更
Class ClassB 4 60 #-- DECellのサーバ情報 --# DECell DE01 stdes01f 24301 ClassA DECell DE02 stdes01f 24302 ClassA DECell DE03 stdes01f 24303 ClassA DECell DE04 stdes01f 24304 ClassA DECell DE05 stdes01f 24305 ClassB DECell DE06 stdes01f 24306 ClassB DECell DE07 stdes01f 24307 ClassA ClassB      ・・・ClassBデータ抽出セルをClassAと共用
DECell DE08 stdes01f 24308 ClassA              ・・・ClassAデータ抽出セルを追加

注意

実行クラスあたりのデータ抽出セル数を増やしても、実行クラスの最大多重度の値が小さい場合は増やしたデータ抽出セルが使用できないことがあります。

データ抽出セル数を増やした場合は実行クラスの最大多重度もあわせて見直してください。


参照

変更方法の詳細は“3.2.1 データ抽出セルの構成変更”または“3.2.3 実行クラスの構成変更”を参照してください。