バッチ処理などのように定期的に抽出処理を行う場合、実行時に処理を相乗りさせることで処理効率を上げることができます。
特に以下のケースでは、相乗りの効果が期待できます。
抽出形態がバッチ処理である(要求の発生頻度、実行時間帯が決まっている)
同じ抽出対象ファイルに対する抽出処理が複数回実施される
以下のケースでは、相乗りの効果は期待できません。相乗り待ち時間を設定しないでください。
抽出形態がオンライン処理である(要求の発生頻度がランダム)
抽出対象ファイルが要求ごとに異なる
参照
抽出の相乗り待ち時間および相乗り機能の詳細は、“解説書”の“相乗り制御・相乗り待ち制御”を参照してください。
実行時の相乗り待ち時間は抽出制御動作環境定義ファイルを編集して、実行クラスごとに設定します。
例
ClassBの相乗り待ち時間を変更する
#-- 実行クラス定義 --# Class ClassA 6 0 Class ClassB 4 60 ・・・ClassBの相乗り待ち時間を60秒に変更 |
参照
変更方法の詳細は“3.2.3 実行クラスの構成変更”を参照してください。