各サーバにおいてInterstage Information Storageの環境変数の設定を行ってください。
参考
Windowsの場合
インストールするときに自動的に以下の環境変数を設定します。したがって、環境変数を手動で設定する必要はありません。
CLASSPATH
dcsysenv
PATH
ポイント
“2.2.2 システムロケールの決定”で決定したロケールに応じて、システムロケールを環境変数LANGに設定してください。
以降の例では、JAVA_HOMEに次のパスを指定した場合の環境変数を記載しています。
/usr/java/jdk1.6.0_45
C:\Program Files\java\jdk1.6.0_45
注意
環境変数LC_ALLを設定すると、LANGより優先されてしまうため、LC_ALLは設定しないでください。
オールインワン構成の場合に設定する環境変数について、説明します。
環境変数LANGには、“2.2.2 システムロケールの決定”で決定したロケールを指定してください。
環境変数JAVA_HOMEには、“3.2 関連ソフトウェア"でインストールしたJavaVMのパスを指定してください。
環境変数CLASSPATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSViisap/etc /opt/FJSViisap/msg /opt/FJSViisap/lib/IISAPI.jar /opt/FJSViisap/lib/api.jar /opt/FJSViisap/lib/log4j-1.2.15.jar
注意
/opt/FJSViisap/etcは、CLASSPATHの先頭に指定してください。
環境変数SQLRTENVには、下記のファイルを指定してください。
/opt/FJSViis/etc/iissqlenvl
環境変数dcsysenvには、下記のファイルを指定してください。
/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv
環境変数RDBNAMEには、iisrdbを指定してください。
環境変数LD_LIBRARY_PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSVrdb2b/lib
/opt/FJSViisde/lib
/opt/FJSViisdc/lib
/opt/FJSViisap/lib
環境変数PATHには、以下のパスを指定してください。
$JAVA_HOME/bin
/opt/FJSViisld/bin
/opt/FJSViisde/bin
/opt/FJSViisdc/bin
/opt/FJSVrdb2b/bin
/opt/FJSViisrm/bin
/opt/FJSViiscd/bin
/opt/FJSViisap/bin
環境変数DC_SEM_OFFSETには、IPCキーを変更する場合にIPCキーの下位3バイトを指定してください。IPCキーの変更の詳細は、“2.2.1 カーネルパラメタの設計”の注意事項を参照してください。
ポイント
IPCキーが、環境変数で指定したとおりに変更されているかを確認するには、ipcsコマンドを実行してセマフォ配列のキーから確認できます。
例) 環境変数DC_SEM_OFFSETに“100000”と指定した場合の確認方法
ipcs -s <Enter>
------ セマフォ配列 -------- キー semid 所有者 権限 nsems ・・・ 0xdc100000 20775010 root 666 100 ・・・
以下に環境設定の例を示します。
例
bash, BシェルまたはKシェルの場合
LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.5.0_22 ; export JAVA_HOME CLASSPATH=/opt/FJSViisap/etc:/opt/FJSViisap/msg:/opt/FJSViisap/lib/IISAPI.jar: /opt/FJSViisap/lib/api.jar:/opt/FJSViisap/lib/log4j-1.2.15.jar:$CLASSPATH ; export CLASSPATH SQLRTENV=/opt/FJSViis/etc/iissqlenvl ; export SQLRTENV RDBNAME=iisrdb ; export RDBNAME dcsysenv=/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv ; export dcsysenv LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSViisde/lib:/opt/FJSViisdc/lib:/opt/FJSViisap/lib: $LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH PATH=$JAVA_HOME/bin:/opt/FJSViisld/bin:/opt/FJSViisde/bin:/opt/FJSViisdc/bin: /opt/FJSVrdb2b/bin:/opt/FJSViisrm/bin:/opt/FJSViiscd/bin:/opt/FJSViisap/bin:$PATH ; export PATH
Cシェルの場合
setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv JAVA_HOME /usr/java/jdk1.5.0_22 setnev CLASSPATH /opt/FJSViisap/etc:/opt/FJSViisap/msg:/opt/FJSViisap/lib/IISAPI.jar: /opt/FJSViisap/lib/api.jar:/opt/FJSViisap/lib/log4j-1.2.15.jar:$CLASSPATH setenv SQLRTENV /opt/FJSViis/etc/iissqlenvl setenv RDBNAME iisrdb setenv dcsysenv /opt/FJSViis/etc/dc_sysenv setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSViisde/lib:/opt/FJSViisdc/lib: /opt/FJSViisap/lib:$LD_LIBRARY_PATH setenv PATH $JAVA_HOME/bin:/opt/FJSViisld/bin:/opt/FJSViisde/bin:/opt/FJSViisdc/bin: /opt/FJSVrdb2b/bin:/opt/FJSViisrm/bin:/opt/FJSViiscd/bin:/opt/FJSViisap/bin:$PATH
環境変数JAVA_HOMEには、“3.2 関連ソフトウェア"でインストールしたJavaVMのパスを指定してください。
環境変数SQLRTENVには、下記のファイルを指定してください。
<IISインストールディレクトリ>\FJSViis\etc\iissqlenvl
環境変数RDBNAMEには、iisrdbを指定してください。
以下に環境設定の例を示します。
例
set JAVA_HOME=C:\Program Files\java\jdk1.6.0_45 set SQLRTENV=C:\SymfoAS\ODS\FJSViis\etc\iissqlenvl set RDBNAME=iisrdb
制御サーバセットでは、以下の環境変数を設定してください。
環境変数LANGには、“2.2.2 システムロケールの決定”で決定したロケールを指定してください。
環境変数SQLRTENVには、以下のファイルを指定してください。
/opt/FJSViis/etc/iissqlenvl
環境変数RDBNAMEには、iisrdbを指定してください。
環境変数dcsysenvには、以下のファイルを指定してください。
/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv
環境変数LD_LIBRARY_PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSVrdb2b/lib
/opt/FJSViisde/lib
環境変数PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSVrdb2b/bin
/opt/FJSViisrm/bin
/opt/FJSViiscd/bin
/opt/FJSViisde/bin
環境変数DC_SEM_OFFSETには、IPCキーを変更する場合にIPCキーの下位3バイトを指定してください。IPCキーの変更の詳細は、“2.2.1 カーネルパラメタの設計”の注意事項を参照してください。
ポイント
IPCキーが、環境変数で指定したとおりに変更されているかを確認するには、ipcsコマンドを実行してセマフォ配列のキーを参照することによって確認できます。
例) 環境変数DC_SEM_OFFSETに“100000”と指定した場合の確認方法
ipcs -s <Enter>
------ セマフォ配列 -------- キー semid 所有者 権限 nsems ・・・ 0xdc100000 20775010 root 666 100 ・・・
以下に環境設定の例を示します。
例
bash, BシェルまたはKシェルの場合
LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG SQLRTENV=/opt/FJSViis/etc/iissqlenvl ; export SQLRTENV RDBNAME=iisrdb ; export RDBNAME dcsysenv=/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv ; export dcsysenv LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSViisde/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH PATH=/opt/FJSVrdb2b/bin:/opt/FJSViisrm/bin:/opt/FJSViiscd/bin:/opt/FJSViisde/bin:$PATH ; export PATH
Cシェルの場合
setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv SQLRTENV /opt/FJSViis/etc/iissqlenvl setenv RDBNAME iisrdb setenv dcsysenv /opt/FJSViis/etc/dc_sysenv setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSViisde/lib:$LD_LIBRARY_PATH setenv PATH /opt/FJSVrdb2b/bin:/opt/FJSViisrm/bin:/opt/FJSViiscd/bin:/opt/FJSViisde/bin:$PATH
制御サーバセットでは、以下の環境変数を設定してください。
環境変数SQLRTENVには、下記のファイルを指定してください。
<IISインストールディレクトリ>\FJSViis\etc\iissqlenvl
環境変数RDBNAMEには、iisrdbを指定してください。
以下に環境設定の例を示します。
例
set SQLRTENV=C:\SymfoAS\ODS\FJSViis\etc\iissqlenvl set RDBNAME=iisrdb
ロードサーバセットでは、以下の環境変数を設定してください。
環境変数LANGには、“2.2.2 システムロケールの決定”で決定したロケールを指定してください。
環境変数SQLRTENVには、下記のファイルを指定してください。
/opt/FJSViis/etc/iissqlenvl
/opt/FJSViis/etc/iissqlenvlr または
/opt/FJSViis/etc/iissqlenvl
環境変数dcsysenvには、以下のファイルを指定してください。
/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv
環境変数RDBNAMEには、iisrdbを指定してください。
環境変数LD_LIBRARY_PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSVrdb2b/lib
/opt/FJSViisde/lib
環境変数PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSViisld/bin
/opt/FJSViisdc/bin
環境変数DC_SEM_OFFSETには、制御サーバセットと同じ値を指定してください。
以下に環境設定の例を示します。
例
ロードサーバセットと制御サーバセットを別サーバマシン上に配置する場合の例を示します。
bash, BシェルまたはKシェルの場合
LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG SQLRTENV=/opt/FJSViis/etc/iissqlenvr ; export SQLRTENV RDBNAME=iisrdb ; export RDBNAME dcsysenv=/opt/FJSViis/etc/dc_sysenv ; export dcsysenv LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSViisde/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH PATH=/opt/FJSViisld/bin:/opt/FJSViisdc/bin:$PATH ; export PATH
Cシェルの場合
setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv SQLRTENV /opt/FJSViis/etc/iissqlenvr setenv RDBNAME iisrdb setenv dcsysenv /opt/FJSViis/etc/dc_sysenv setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:/opt/FJSViisde/lib:$LD_LIBRARY_PATH setenv PATH /opt/FJSViisld/bin:/opt/FJSViisdc/bin:$PATH
ロードサーバセットでは、以下の環境変数を設定してください。
環境変数SQLRTENVには、下記のファイルを指定してください。
<IISインストールディレクトリ>\FJSViis\etc\iissqlenvr
環境変数RDBNAMEには、iisrdbを指定してください。
ロードサーバセットと制御サーバセットを別サーバマシン上に配置する場合の例を示します。
例
set SQLRTENV=C:\SymfoAS\ODS\FJSViis\etc\iissqlenvr set RDBNAME=iisrdb
抽出サーバセットでは、以下の環境変数を設定してください。
環境変数LANGには、“2.2.2 システムロケールの決定”で決定したロケールを指定してください。
環境変数LD_LIBRARY_PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSViisde/lib
環境変数PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSViisde/bin
以下に環境設定の例を示します。
例
bash, BシェルまたはKシェルの場合
LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSViisde/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH PATH=/opt/FJSViisde/bin:$PATH ; export PATH
Cシェルの場合
setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSViisde/lib:$LD_LIBRARY_PATH setenv PATH /opt/FJSViisde/bin:$PATH
IIS クライアントセットでは、以下の環境変数を設定してください。
環境変数LANGには、“2.2.2 システムロケールの決定”で決定したロケールを指定してください。
環境変数JAVA_HOMEには、“3.2 関連ソフトウェア"でインストールを行ったJavaVMのパスを指定してください。
環境変数CLASSPATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSViisap/etc
/opt/FJSViisap/msg
/opt/FJSViisap/lib/IISAPI.jar
/opt/FJSViisap/lib/api.jar
/opt/FJSViisap/lib/log4j-1.2.15.jar
環境変数LD_LIBRARY_PATHには、以下のパスを指定してください。
/opt/FJSViisdc/lib
/opt/FJSViisap/lib
環境変数PATHには、以下のパスを指定してください。
$JAVA_HOME/bin
/opt/FJSViisap/bin
以下に環境設定の例を示します。
例
bash, BシェルまたはKシェルの場合
LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.6.0_45 ; export JAVA_HOME CLASSPATH=/opt/FJSViisap/etc:/opt/FJSViisap/msg:/opt/FJSViisap/lib/IISAPI.jar: /opt/FJSViisap/lib/api.jar:/opt/FJSViisap/lib/log4j-1.2.15.jar:$CLASSPATH ; export CLASSPATH LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSViisdc/lib:/opt/FJSViisap/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH PATH=$JAVA_HOME/bin:/opt/FJSViisap/bin:$PATH ; export PATH
Cシェルの場合
setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv JAVA_HOME /usr/java/jdk1.6.0_45 setnev CLASSPATH /opt/FJSViisap/etc:/opt/FJSViisap/msg:/opt/FJSViisap/lib/IISAPI.jar: /opt/FJSViisap/lib/api.jar:/opt/FJSViisap/lib/log4j-1.2.15.jar:$CLASSPATH setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSViisdc/lib:/opt/FJSViisap/lib:$LD_LIBRARY_PATH setenv PATH $JAVA_HOME/bin:/opt/FJSViisap/bin:$PATH
IIS クライアントセットでは、以下の環境変数を設定してください。
環境変数JAVA_HOMEには、“3.2 関連ソフトウェア"でインストールしたJavaVMのパスを指定してください。
以下に環境設定の例を示します。
例
set JAVA_HOME=C:\Program Files\java\jdk1.6.0_45