“2.2.3 ポート番号の設計”にて設計を行ったポート番号を各サーバのサービスファイルに記述してください。指定方法は以下のとおりです。
注意
オールインワン構成の場合、ポート番号については、サービスファイルに値が未設定の場合、インストール中に自動的に値が設定されます。
そのため、オールインワン構成のポート番号において推奨値をそのまま利用する場合は、本節でポート番号の設定を行う必要はありません。
サービスファイル
/etc/services
%SystemRoot%\System32\drivers\etc\services
指定形式
サービス名 ポート番号/プロトコル
パラメタ名 | 設定する値 |
---|---|
サービス名 | サービス名は、ポートを利用するサービスの名前を指定します。 |
ポート番号 | ポート番号は、1024~65535の範囲で、未使用の値を指定してください。 |
プロトコル | プロトコルは、"tcp"を指定します。 |
パラメタ名 | 設定する値 |
---|---|
サービス名 | サービス名は、ポートを利用するサービスの名前を指定します。 |
ポート番号 | ポート番号は、1024~49151の範囲で、未使用の値を指定してください。 |
プロトコル | プロトコルは、"tcp"を指定します。 |
例
サーバセットごとにポート番号を定義する例を以下に示します。
制御サーバセット
dereq1 24101/tcp JACK1 6800/tcp JACK2 6801/tcp JACK3 6802/tcp iisrdb 6490/tcp
抽出サーバセット
データ抽出セル名をDECellA~DECellCと指定する場合
decellagt 24201/tcp DECellA 24301/tcp DECellB 24302/tcp DECellC 24303/tcp