運用サイトとバックアップサイトの構成を決定します。
RORコンソール利用者にサイト切替えを意識させないための設定
RORコンソールから管理サーバへの接続について、RORコンソール利用者からサイト間の切替えを意識させない運用とする場合、RORコンソールから管理サーバへの接続に使用する管理サーバのIPアドレス、および管理サーバのホスト名(FQDN名)は、以下のどちらかの運用を実施してください。
運用サイトとバックアップサイトの管理サーバに、同じRORコンソール接続用ネットワークのIPアドレスを設定し、管理サーバのホスト名(FQDN名)を合わせる
IPアドレス重複を回避するため、運用サイトの管理サーバとバックアップサイトの管理サーバは、同時に同じネットワークに接続しないでください。
運用サイトとバックアップサイトの管理サーバに、異なるRORコンソール接続用ネットワークのIPアドレスを設定し、管理サーバのホスト名(FQDN名)を合わせる
なお、サイト間で管理サーバの管理LANのIPアドレスを同じにする場合には、RORコンソール接続用ネットワークのIPアドレスは、管理LAN以外のものを使用してください。
サイト間で管理サーバの管理LANのIPアドレスを同じにする要件については、「2.6 運用サイトとバックアップサイトの構成」の「運用サイトとバックアップサイトで一致させる項目」を参照してください。
DNSサーバのFQDNの接続先IPアドレスに、運用サイトの管理サーバの、RORコンソール接続用ネットワークのIPアドレスを設定します。切替え時に、DNSサーバの設定を変更し、このIPアドレスをバックアップサイトの管理サーバの、RORコンソール接続用ネットワークのIPアドレスに切り替えてください。
本運用はサイト切替えだけを実施する場合に運用できます。
テナント切替えを実施する場合、各サイトの管理サーバのFQDN名を指定して接続する運用としてください。
運用サイトとバックアップサイトで一致させる項目
以下の項目について、運用サイトとバックアップサイトで内容を一致させてください。
切替え方式 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
共通 | FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionのマネージャーのバージョンレベル | 一方のサイトのマネージャーにパッチを適用した場合、もう一方のサイトのマネージャーにもパッチを適用してください。 |
FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionのマネージャーのインストールフォルダー | ||
管理サーバのOS | バージョンレベルを一致させてください。 | |
管理対象サーバのサーバ構成 | サーバツリーに登録するサーバとシャーシを両サイトで同じ名前にしてください。 サーバツリー上のサーバ名についてはサイト間で変更できます。 仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合、VMプール定義ファイルによりVMホストのサーバ数を削減できます。 切替え先サイトのサーバツリー上のブレードシャーシの台数、または、ブレードシャーシに搭載されるLANスイッチブレードの台数を、削減した構成に変更できます。 詳細は、「2.5 ブレードシャーシ縮退」を参照してください。 | |
管理対象サーバに接続されたネットワークデバイス | ネットワークツリーに登録するネットワークデバイス(L2スイッチ、ファイアーウォール、イーサネット・ファブリック)を両サイトで同じ名前にしてください。 自動設定対象のネットワークデバイス(L2スイッチ、ファイアーウォール、イーサネット・ファブリック)について、ネットワーク構成情報の設定内容、およびネットワークデバイスの事前設定内容を同じ内容にしてください。 ネットワーク構成情報の設定内容については、「設計ガイド CE」の「9.4.8 ネットワーク機器をリソースとして管理する場合」を参照してください。 ネットワークデバイスの事前設定内容については、「設計ガイド CE」の「9.2.3 管理対象のネットワーク機器への設定情報」を参照してください。 | |
ネットワーク機器(ブレード構成:CB、ラックマウント構成:L2スイッチ)の構成 | 機種、結線、ファーム、アカウント設定を同じ内容にしてください。 | |
LANスイッチブレードの構成 | サーバツリーに登録するLANスイッチブレードを両サイトで同じ名前にしてください。 (注) 切替え元サイトのサーバツリーに登録するLANスイッチブレードのうち、縮退対象のLANスイッチブレードについては、切替え先サイトのサーバツリーに同じ名前のLANスイッチブレードを登録する必要はありません。 詳細は、「2.5 ブレードシャーシ縮退」を参照してください。 | |
ネットワークの設定(CBアップリンク/ダウンリンクポート、または外部スイッチのVLAN設定) | 事前にネットワークの手動設定(L2,L3)を行う場合、同じ設定にしてください。 バックアップサイトを検証目的で使用するなどの理由により、事前に両サイトの設定を一致させることができない場合、切替え手順の中で一致させてください。 | |
SANスイッチの設定(ゾーニング) | 両サイトにおいて、対応する物理サーバが、対応するLUN(レプリケーション関係にあるLUN)にアクセスできるように設定してください。
| |
管理サーバの管理LANのIPアドレス | 仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合、かつ、管理LANのネットワークリソースが存在しない場合、同じにする必要はありません。 | |
NSアプライアンス用の物理L-Serverに指定する物理サーバ名 | ||
ロールのカスタマイズによる権限の変更 | 運用サイトでロールのカスタマイズを行った場合、バックアップサイトでも同じ変更を行ってください。 ロールのカスタマイズについては、「設計ガイド CE」の「5.1.3 ロールのカスタマイズ」を参照してください。 | |
ServerView Operations Managerのシングルサインオン機能で利用するActive Directoryの構成 | Active Directoryを冗長構成で運用する場合、両サイトでActive directoryを冗長構成にしてください。 | |
物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト) | FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition上のVM管理製品名 | VM管理製品をサイトごとに構築する(切替え対象の物理L-Server上に構築しない)場合、一致させてください。 マッピング定義を作成することにより、サイトごとに異なる名前をつけることができます。 マッピング定義については、「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。 |
仮想L-Server切替え(VMゲスト) | ポートグループ(名前、VLAN設定) | 事前にネットワークの手動設定を行う場合、同じ設定にしてください。ネットワークの手動設定については、「導入ガイド CE」の「C.2.5 ネットワークの手動設定」を参照してください。 |
FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition上のVM管理製品名 | マッピング定義を作成することにより、サイトごとに異なる名前をつけることができます。 マッピング定義については「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。 | |
VM管理製品の構成(クラスタのL-Server配備ポリシー) | VMプール定義ファイルに記載したVMホストが所属するクラスタは、切替え元のクラスタと同じL-Server配備ポリシー(VMware HA有効など)の設定としてください。 VMプール定義ファイルについては「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。 L-Server配備ポリシーの設定については「設計ガイド CE」の「E.1.2 サーバの事前準備」を参照してください。 注意 VMware vCenter ServerのvCenterインスタンスIDはサイト間で重複しないように設定してください。 |
注) 外部接続ポートを設定するネットワークリソースが存在しない場合、サーバツリー上のLANスイッチブレードの名前をサイト間で一致させる必要はありません。
運用サイトとバックアップサイトで重複しない値を設定する項目
以下の項目について、運用サイトとバックアップサイトで重複しない値を設定してください。
項目 | 切替え方式 | 項目 | 説明 |
---|---|---|---|
サイト間で重複しない値を設定する項目 | 共通 | 管理サーバのコンピュータ名 | 管理サーバのコンピュータ名について、運用サイトとバックアップサイトで異なる名前を設定してください。 また、被災により管理サーバを再インストールする場合、運用サイトまたはバックアップサイトで過去に使用したことがあるコンピュータ名を再使用できません。 |
管理サーバに登録するストレージ装置のIPアドレス | レプリケーションを行うために必要です。 | ||
運用サイトに登録する以下のリソース
| Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、サイト間で同じ名前のリソースを作成しないでください。 切替え後の運用として、リソースがどのサイトのものであるかを明確にする必要があるため、リソース名の先頭に、そのリソースが作成したサイト名を付与することを推奨します。 リソース名がサイト間で重複していないかをDR設定チェックツールで確認できます。詳細は、「4.1 通常運用」の「DR設定チェックツールによるチェック」を参照してください。 ネットワークデバイス名については、切替え元サイトの切替え対象のネットワークデバイスと、切替え先サイトの切替えには使用しないネットワークデバイスの間で、重複しない名前を設定してください。 マネージャーのインストール時に自動作成されるリソースについては、以下のとおりです。
| ||
運用サイトに登録する以下のリソース
| テナント切替えの場合、サイト間で同じ名前のリソースを作成しないでください。 | ||
ネットワークリソースの登録情報 | Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、一方のサイトで登録されているネットワークリソースと同一のIPアドレスまたはVLAN IDを持つネットワークリソースは、もう一方のサイトでは登録しないでください。切替え時に、切替え先サイトにて重複した設定のネットワークリソースをクリーンアップで削除する場合は、重複した設定のネットワークリソースを登録しても問題ありません。 | ||
アドレスセットリソースの登録情報 | Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、一方のサイトで登録しているMACアドレスとWWNは、もう一方のサイトでは登録しないでください。 | ||
仮想サーバのホスト名設定 | Active-Active運用の場合、仮想サーバのホスト名設定方式に「3」の「プレフィックス+連番」方式を使用する場合、プレフィックスは両サイトで異なる文字列を指定してください。 仮想サーバのホスト名設定については、「導入ガイド CE」の「18.4 仮想サーバのホスト名設定」を参照ください。 | ||
ソフトウェアIDのプレフィックス設定 | Active-Active運用の場合、ソフトウェアIDのプレフィックス設定を変更し、両サイトで異なるプレフィックスを使用してください。 ソフトウェアIDのプレフィックス設定については、「付録A ソフトウェアIDのプレフィックス設定」を参照ください。 | ||
物理L-Server切替え(物理OS)、物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト) | サーバツリーに登録するサーバに設定するIPアドレス | サーバツリーに登録するサーバに設定するIPアドレスについて、サイト間で同じIPアドレスを使用しないでください。 また、物理L-Serverを作成する際に指定するIPアドレスについて、サーバツリーに登録する際にサーバに設定したIPアドレスは使用しないでください。 |
仮想ストレージリソース名とディスクリソース名
以下のどちらかの場合、ユーザーが任意に仮想ストレージリソース名およびディスクリソース名を設定できます。
ストレージ装置がNetAppストレージの場合
ストレージ装置がETERNUSストレージで、かつ、仮想ストレージリソース名、ディスクリソース名の形式を、それぞれESCで管理されているRAIDグループ名、LUNのエイリアス名にしている場合
上記に該当する場合で、物理L-Server切替え(物理OS)または物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)の場合、以下のどちらかを満たすように仮想ストレージリソース名、およびディスクリソース名を設定してください。
レプリケーション関係にあるすべての仮想ストレージリソース、ディスリソースについて、サイト間で同一名とする
サイト間で同じリソース名を使用しない
仮想ストレージリソース名に番号が付加されないようにしてください。番号が付加された仮想ストレージリソース名が存在する場合、インポートに失敗することがあります。
参考
仮想ストレージリソース名への番号の付加
FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionの仮想ストレージリソース名には、データストア名、Cluster Shared Volume名、またはRAIDグループ名が使用されます。名前が重複した場合、リソース名の末尾に番号が付加され、重複を回避します。このため、仮想ストレージ名に番号が付加されないようにするため、サイト内、およびサイト間で仮想ストレージリソース名が重複しないように、データストア名、Cluster Shared Volume名、およびRAIDグループ名を設定してください。
運用サイトとバックアップサイトで内容を一致させる設定ファイル
運用サイトで以下のファイルの変更を実施した場合、バックアップサイトでも同じ変更を実施してください。
表中の*は、フォルダー配下の任意のファイルを表します。
なお、運用サイトとバックアップサイトにファイルが存在しない場合は、実施する必要はありません。
【Windowsマネージャー】
フォルダー | ファイル名 |
---|---|
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\ | trapop.bat |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\ | auto_replace.rcxprop |
cli_notlist_oc.rcxprop | |
create_image_previous_folder_name_scvmm.rcxprop | |
disable_num_of_address_check.rcxprop | |
folder.rcxprop | |
gui_always_home.rcxprop | |
gui_config.rcxprop | |
gui_enable_reverse_proxy.rcxprop | |
image_admin_hyperv.rcxprop | |
image_admin_hyperv_ユーザーグループ名.rcxprop | |
iscsi.rcxprop | |
iscsi_ユーザーグループ名.rcxprop | |
kb978336_scvmm.rcxprop | |
l_server.rcxprop | |
ldap_attr.rcxprop | |
library_share_deny.conf | |
library_share_ユーザーグループ名_deny.conf | |
manager_backup.rcxprop | |
manager_memory.rcxprop | |
multiple_ds.rcxprop | |
mwgui_config.rcxprop | |
network_device_model.xml | |
network_map.rcxprop | |
network_viewer.rcxprop | |
os_setting.rcxprop | |
os_setting_ユーザーグループ名.rcxprop | |
physical_l_server_nicmodify_blade.rcxprop | |
physical_l_server_nicmodify_rack.rcxprop | |
pool.rcxprop | |
product_report.rcxprop | |
rcxmgrctl_except_rba.rcxprop | |
scvmm_mac_pool.rcxprop | |
scvmm_mac_pool_テナント名.rcxprop | |
server_control.rcxprop | |
show_vds_vc.rcxprop | |
spare_server_config.rcxprop | |
storage.rcxprop | |
tenant_config.xml | |
tenant_move.rcxprop | |
unm_mon.rcxprop | |
unm_provisioning.rcxprop | |
use_image_data_disk | |
vdipool_group_entitlement.rcxprop | |
viom.rcxprop | |
vm.rcxprop | |
vm_console.rcxprop | |
vmguest_uuid_output.rcxprop | |
vnetwork_excluded_vmware.rcxprop | |
vnetwork_hyperv.rcxprop | |
vnetwork_oraclevm.rcxprop | |
vnetwork_rhelkvm.rcxprop | |
vnetwork_rhelxen.rcxprop | |
vnetwork_vmware.rcxprop | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\alive_monitoring\ | Physical.rcxprop |
vm_Hyper-V.rcxprop | |
vm_VMware.rcxprop | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\home_tab\ | home_infra_mes.txt |
home_tenant_mes.txt | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\l_server\net\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\net\ | net_info.ネットワークリソース名.conf |
net_info.L-Server名.conf | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\host\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\model\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\setup_wizard\ | enable_advanced_mode.rcxprop |
lplatform_console_setup_parameter_on | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\sysprep_guirunonce\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\vm_prop | vm_*.rcxprop |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\event_handler\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\l_platform\ | enable_cloning |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\l_server\ | disable_check_num_of_cpu |
enable_cpu_per_socket | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\Exec_Script\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\network_resource\ | Unm_network_setting.xml |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\network_resource\ルールセット名\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\ベンダー名\装置名またはモデル名\common\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\ベンダー名\装置名またはモデル名\operations\ルールセット名\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\ベンダー名\装置名またはモデル名\rulesets\ルールセット名\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\user_scripts\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\vm\ | delete_image_all_files_scvmm |
delete_old_image | |
online_cloning | |
require_image_location | |
single_storage_vc | |
snapshot_skip_reconfig | |
thin_provisioning | |
vds_vc | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\rails\config\rcx\ | vm_guest_params.rb |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\sys\irmctool | * |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\sys\usm\etc\ | clariion.conf |
emcpath.conf | |
falconstor.conf | |
fspath.conf | |
symmetrix.conf | |
usm.conf | |
インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\lserver_repair\ruleset_backup\ | * |
インストールフォルダー\SVROR\ScwPro\tftp\rcbootimg\ | awwn*.cfg |
【Linuxマネージャー】
ディレクトリ | ファイル名 |
---|---|
/etc/opt/FJSVrcvmr/ | trapop.sh |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/ | auto_replace.rcxprop |
cli_notlist_oc.rcxprop | |
create_image_previous_folder_name_scvmm.rcxprop | |
disable_num_of_address_check.rcxprop | |
folder.rcxprop | |
gui_always_home.rcxprop | |
gui_config.rcxprop | |
gui_enable_reverse_proxy.rcxprop | |
image_admin_hyperv.rcxprop | |
image_admin_hyperv_ユーザーグループ名.rcxprop | |
iscsi.rcxprop | |
iscsi_ユーザーグループ名.rcxprop | |
kb978336_scvmm.rcxprop | |
l_server.rcxprop | |
ldap_attr.rcxprop | |
library_share_deny.conf | |
library_share_ユーザーグループ名_deny.conf | |
manager_backup.rcxprop | |
manager_memory.rcxprop | |
multiple_ds.rcxprop | |
mwgui_config.rcxprop | |
network_device_model.xml | |
network_map.rcxprop | |
network_viewer.rcxprop | |
os_setting.rcxprop | |
os_setting_ユーザーグループ名.rcxprop | |
physical_l_server_nicmodify_blade.rcxprop | |
physical_l_server_nicmodify_rack.rcxprop | |
pool.rcxprop | |
product_report.rcxprop | |
rcxmgrctl_except_rba.rcxprop | |
scvmm_mac_pool.rcxprop | |
scvmm_mac_pool_テナント名.rcxprop | |
server_control.rcxprop | |
show_vds_vc.rcxprop | |
spare_server_config.rcxprop | |
storage.rcxprop | |
tenant_config.xml | |
tenant_move.rcxprop | |
unm_mon.rcxprop | |
unm_provisioning.rcxprop | |
use_image_data_disk | |
vdipool_group_entitlement.rcxprop | |
viom.rcxprop | |
vm.rcxprop | |
vm_console.rcxprop | |
vnetwork_excluded_vmware.rcxprop | |
vnetwork_hyperv.rcxprop | |
vnetwork_oraclevm.rcxprop | |
vnetwork_rhelkvm.rcxprop | |
vnetwork_rhelxen.rcxprop | |
vnetwork_vmware.rcxprop | |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/alive_monitoring/ | Physical.rcxprop |
vm_Hyper-V.rcxprop | |
vm_VMware.rcxprop | |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/home_tab/ | home_infra_mes.txt |
home_tenant_mes.txt | |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/l_server/net/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/net/ | net_info.ネットワークリソース名.conf |
net_info.L-Server名.conf | |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/host/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/model/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/setup_wizard/ | enable_advanced_mode.rcxprop |
lplatform_console_setup_parameter_on | |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/sysprep_guirunonce/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/vm_prop/ | vm_*.rcxprop |
/etc/opt/FJSVrcvmr/event_handler/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/l_platform/ | enable_cloning |
/etc/opt/FJSVrcvmr/l_server/ | disable_check_num_of_cpu |
enable_control | |
enable_cpu_per_socket | |
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/Exec_Script/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/network_resource/ | Unm_network_setting.xml |
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/network_resource/ルールセット名/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/ベンダー名/装置名またはモデル名/common/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/ベンダー名/装置名またはモデル名/operations/ルールセット名/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/ベンダー名/装置名またはモデル名/rulesets/ルールセット名/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/user_scripts/ | * |
/etc/opt/FJSVrcvmr/vm/ | delete_image_all_files_scvmm |
delete_old_image | |
online_cloning | |
require_image_location | |
single_storage_vc | |
snapshot_skip_reconfig | |
thin_provisioning | |
vds_vc | |
/opt/FJSVrcvmr/rails/config/rcx/ | vm_guest_params.rb |
/opt/FJSVrcvmr/sys/irmctool | * |
/opt/FJSVrcvmr/sys/usm/etc/ | clariion.conf |
emcpath.conf | |
falconstor.conf | |
fspath.conf | |
symmetrix.conf | |
usm.conf | |
/var/opt/FJSVrcvmr/lserver_repair/ruleset_backup/ | * |
/var/opt/FJSVscw-tftpsv/tftproot/rcbootimg/ | awwn*.cfg |
Active-Active運用での切替え時に、以下の表に記載されている定義ファイルの内容がサイト間で異なっている場合、単純に内容を一致させることができません。
切替え元サイトで定義ファイルを編集した場合、切替えを実行する前に、切替え先のサイトにおいて、手動で変更箇所をマージしてください。定義ファイルを編集する方法については、以下の表に記載された参照先で確認してください。
概要 | ファイル名 | 参照先 |
---|---|---|
生存監視の定義ファイル |
| 「導入ガイド CE」の「C.1.7 生存監視の定義ファイル」を参照してください。 |
RORコンソールのホーム画面の下部に表示されるお知らせの編集 |
| 「運用ガイド CE]の「8.4 ホームのお知らせの編集」を参照してください。 |
GLSやBondingなどのドライバ固有のパラメーターを、ネットワークを設定するスクリプトに利用する場合 |
| 「導入ガイド CE」の「B.8 L-Serverのネットワーク冗長化とVLAN設定」を参照してください。 |
【Hyper-V】 |
| 「導入ガイド CE」の「C.3.8 クローニングイメージの採取と削除」を参照してください。 |
【Hyper-V】 |
| 「導入ガイド CE」の「C.3.10 [OS]タブ設定」を参照してください。 |
他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合 |
| 「導入ガイド CE」の「C.1.5 他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」を参照してください。 |
|
| 「導入ガイド CE」の「C.2.1 定義ファイルの作成」を参照してください。 |
System Center 2012 Virtual Machine Managerと連携してNICを接続したL-Serverを作成する場合 |
| 「導入ガイド CE」の「C.3.5 ネットワークの手動設定」を参照してください。 |
分散仮想スイッチを利用する場合 |
| 「設計ガイド CE」の「E.1.4 ネットワークの事前準備」を参照してください。 |
iSCSIネットワーク定義ファイル |
| 「導入ガイド CE」の「B.1.10 iSCSIネットワーク定義ファイル」を参照してください。 |
ツリーに表示されるリソースの表示順の設定 |
| 「リリース情報」の「2.3.1.3 ツリーに表示されるリソースの表示順の設定」を参照してください。 |
もし、Active-Active運用の環境に以下の設定ファイルが存在する場合、当社技術員に連絡してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\gui_always_home.rcxprop
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\gui_enable_reverse_proxy.rcxprop
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\network_map.rcxprop
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\network_viewer.rcxprop
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\show_vds_vc.rcxprop
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\setup_wizard\enable_advanced_mode.rcxprop
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\setup_wizard\lplatform_console_setup_parameter_on
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\l_platform\enable_cloning
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\vm\require_image_location
インストールフォルダー\SVROR\Manager\sys\irmctool\*
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/gui_always_home.rcxprop
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/gui_enable_reverse_proxy.rcxprop
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/network_map.rcxprop
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/network_viewer.rcxprop
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/show_vds_vc.rcxprop
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/setup_wizard/enable_advanced_mode.rcxprop
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/setup_wizard/lplatform_console_setup_parameter_on
/etc/opt/FJSVrcvmr/l_platform/enable_cloning
/etc/opt/FJSVrcvmr/vm/require_image_location
/opt/FJSVrcvmr/sys/irmctool/*
運用サイトで実施したカスタマイズ設定
Active-Standby運用を行う場合、運用サイトで「導入ガイド CE」の「第18章 導入後の環境設定」に従って実施した以下のカスタマイズ設定は、切替え前にバックアップサイトに反映する必要があります。環境構築時に合わせて設定を行うか、切替え時に反映してください。
「18.1 メールの設定」
「18.2.3 申請プロセスの設定の変更方法」
「18.2.4 使用する申請プロセスの変更方法」
「18.3 ダッシュボードのカスタマイズ」
「18.4 仮想サーバのホスト名設定」
「18.5 リソース名の設定方式の設定」
「18.6 オーバーコミット機能の設定」
「18.7 L-Platform APIの環境設定の変更」
「18.9 物理L-Serverのシステムディスク設定」
「18.12 許諾の編集」
「18.13 利用者登録時の規約の編集」
編集した以下のファイルは退避しておいてください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCFMG\config\command_config.xml
インストールフォルダー\RCXCFMG\config\mail_config.xml
インストールフォルダー\RCXCFMG\config\vsys_config.xml
インストールフォルダー\RCXCTMG\Charging\conf\accounting.properties
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\application_process.properties
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\custom_config.xml
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\managerview_config.xml
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\license\create\default
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\license\reconfigure\default
インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\license\return\default
インストールフォルダー\RCXCTMG\SecurityManagement\conf\portal.properties
インストールフォルダー\IAPS\F3FMihs\servers\FJapache\htdocs\sopdocs\pub\html\ja\cRegApply_agreement.forUse_ja.html
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVcfmg/config/command_config.xml
/etc/opt/FJSVcfmg/config/mail_config.xml
/etc/opt/FJSVcfmg/config/vsys_config.xml
/etc/opt/FJSVctchg/conf/accounting.properties
/etc/opt/FJSVctmyp/config/application_process.properties
/etc/opt/FJSVctmyp/config/custom_config.xml
/etc/opt/FJSVctmyp/config/managerview_config.xml
/etc/opt/FJSVctmyp/config/license/create/default
/etc/opt/FJSVctmyp/config/license/reconfigure/default
/etc/opt/FJSVctmyp/config/license/return/default
/etc/opt/FJSVctsec/conf/portal.properties
/var/opt/FJSVihs/servers/FJapache/htdocs/sopdocs/pub/html/ja/cRegApply_agreement.forUse_ja.html
Active-Active運用を行う場合、以下については両サイトで異なる設定にする必要があります。
「導入ガイド CE」の「18.4 仮想サーバのホスト名設定」
設定方式が「3」の「プレフィックス+連番」方式を使用する場合、プレフィックスは両サイトで異なる文字列を指定してください。
両サイトで異なるプレフィックスを使用するように設定してください。
上記以外の設定は、Active-Standby運用と同様に両サイトで同じ設定にしてください。