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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 DRオプション 説明書
FUJITSU Software

2.6 運用サイトとバックアップサイトの構成

運用サイトとバックアップサイトの構成を決定します。

RORコンソール利用者にサイト切替えを意識させないための設定

RORコンソールから管理サーバへの接続について、RORコンソール利用者からサイト間の切替えを意識させない運用とする場合、RORコンソールから管理サーバへの接続に使用する管理サーバのIPアドレス、および管理サーバのホスト名(FQDN名)は、以下のどちらかの運用を実施してください。

本運用はサイト切替えだけを実施する場合に運用できます。

テナント切替えを実施する場合、各サイトの管理サーバのFQDN名を指定して接続する運用としてください。


用サイトとバックアップサイトで一致させる項目

以下の項目について、運用サイトとバックアップサイトで内容を一致させてください。

切替え方式

項目

説明

共通

FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionのマネージャーのバージョンレベル

一方のサイトのマネージャーにパッチを適用した場合、もう一方のサイトのマネージャーにもパッチを適用してください。

FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionのマネージャーのインストールフォルダー

管理サーバのOS

バージョンレベルを一致させてください。

管理対象サーバのサーバ構成

サーバツリーに登録するサーバとシャーシを両サイトで同じ名前にしてください。
サイト間で同じ名前のサーバとシャーシを同一機種および同一構成にしてください。

サーバツリー上のサーバ名についてはサイト間で変更できます。
3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。

仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合、VMプール定義ファイルによりVMホストのサーバ数を削減できます。
VMプール定義ファイルについては、「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。

切替え先サイトのサーバツリー上のブレードシャーシの台数、または、ブレードシャーシに搭載されるLANスイッチブレードの台数を、削減した構成に変更できます。

詳細は、「2.5 ブレードシャーシ縮退」を参照してください。

管理対象サーバに接続されたネットワークデバイス

ネットワークツリーに登録するネットワークデバイス(L2スイッチ、ファイアーウォール、イーサネット・ファブリック)を両サイトで同じ名前にしてください。
サイト間で同じ名前のネットワークデバイスを同一機種および同一構成にしてください。

自動設定対象のネットワークデバイス(L2スイッチ、ファイアーウォール、イーサネット・ファブリック)について、ネットワーク構成情報の設定内容、およびネットワークデバイスの事前設定内容を同じ内容にしてください。

ネットワーク構成情報の設定内容については、「設計ガイド CE」の「9.4.8 ネットワーク機器をリソースとして管理する場合」を参照してください。

ネットワークデバイスの事前設定内容については、「設計ガイド CE」の「9.2.3 管理対象のネットワーク機器への設定情報」を参照してください。

ネットワーク機器(ブレード構成:CB、ラックマウント構成:L2スイッチ)の構成

機種、結線、ファーム、アカウント設定を同じ内容にしてください。
自動設定対象のL2スイッチについては、本表の「項目」の列にある「管理対象サーバに接続されたネットワークデバイス」を参照してください。

LANスイッチブレードの構成

サーバツリーに登録するLANスイッチブレードを両サイトで同じ名前にしてください。 (注)
サイト間で同じ名前のLANスイッチブレードを同一機種および同一構成にしてください。

切替え元サイトのサーバツリーに登録するLANスイッチブレードのうち、縮退対象のLANスイッチブレードについては、切替え先サイトのサーバツリーに同じ名前のLANスイッチブレードを登録する必要はありません。

詳細は、「2.5 ブレードシャーシ縮退」を参照してください。

ネットワークの設定(CBアップリンク/ダウンリンクポート、または外部スイッチのVLAN設定)

事前にネットワークの手動設定(L2,L3)を行う場合、同じ設定にしてください。

バックアップサイトを検証目的で使用するなどの理由により、事前に両サイトの設定を一致させることができない場合、切替え手順の中で一致させてください。

SANスイッチの設定(ゾーニング)

両サイトにおいて、対応する物理サーバが、対応するLUN(レプリケーション関係にあるLUN)にアクセスできるように設定してください。

  • 切替え方式として物理L-Server切替え(物理OS)または物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)を使用し、かつ、ETERNUSストレージを使用しない場合

    バックアップサイトのSANスイッチは、運用サイトのHBAポートのWWPN、およびバックアップサイトのストレージポートのWWPNを使用して設定してください。

  • 切替え方式が物理L-Server切替え(物理OS)または物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)であり、かつ、ETERNUSを使用している場合

    切替え時にSANスイッチが自動設定されるため、本設定は必要ありません。

管理サーバの管理LANのIPアドレス

仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合、かつ、管理LANのネットワークリソースが存在しない場合、同じにする必要はありません。

NSアプライアンス用の物理L-Serverに指定する物理サーバ名

ロールのカスタマイズによる権限の変更

運用サイトでロールのカスタマイズを行った場合、バックアップサイトでも同じ変更を行ってください。

ロールのカスタマイズについては、「設計ガイド CE」の「5.1.3 ロールのカスタマイズ」を参照してください。

ServerView Operations Managerのシングルサインオン機能で利用するActive Directoryの構成

Active Directoryを冗長構成で運用する場合、両サイトでActive directoryを冗長構成にしてください。

物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)

FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition上のVM管理製品名

VM管理製品をサイトごとに構築する(切替え対象の物理L-Server上に構築しない)場合、一致させてください。

マッピング定義を作成することにより、サイトごとに異なる名前をつけることができます。

マッピング定義については、「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。

仮想L-Server切替え(VMゲスト)

ポートグループ(名前、VLAN設定)

事前にネットワークの手動設定を行う場合、同じ設定にしてください。ネットワークの手動設定については、「導入ガイド CE」の「C.2.5 ネットワークの手動設定」を参照してください。

FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition上のVM管理製品名

マッピング定義を作成することにより、サイトごとに異なる名前をつけることができます。

マッピング定義については「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。

VM管理製品の構成(クラスタのL-Server配備ポリシー)

VMプール定義ファイルに記載したVMホストが所属するクラスタは、切替え元のクラスタと同じL-Server配備ポリシー(VMware HA有効など)の設定としてください。

VMプール定義ファイルについては「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。

L-Server配備ポリシーの設定については「設計ガイド CE」の「E.1.2 サーバの事前準備」を参照してください。

注意

VMware vCenter ServerのvCenterインスタンスIDはサイト間で重複しないように設定してください。

注) 外部接続ポートを設定するネットワークリソースが存在しない場合、サーバツリー上のLANスイッチブレードの名前をサイト間で一致させる必要はありません。


用サイトとバックアップサイトで重複しない値を設定する項目

以下の項目について、運用サイトとバックアップサイトで重複しない値を設定してください。

項目

切替え方式

項目

説明

サイト間で重複しない値を設定する項目

共通

管理サーバのコンピュータ名

管理サーバのコンピュータ名について、運用サイトとバックアップサイトで異なる名前を設定してください。

また、被災により管理サーバを再インストールする場合、運用サイトまたはバックアップサイトで過去に使用したことがあるコンピュータ名を再使用できません。

管理サーバに登録するストレージ装置のIPアドレス

レプリケーションを行うために必要です。

運用サイトに登録する以下のリソース

  • テナント名

  • リソースフォルダー名

  • プール名(グローバルプールだけ)

  • L-Serverテンプレート名

  • 仮想ストレージ名

  • ネットワークデバイス名

  • ネットワークリソース名

  • アドレスセットリソース名

  • ユーザーグループ名

  • ユーザー名

Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、サイト間で同じ名前のリソースを作成しないでください。
ただし、DRの切替え(構成情報のインポート)により作成されたリソースについては、サイト間で名前が重複していても問題ありません。

切替え後の運用として、リソースがどのサイトのものであるかを明確にする必要があるため、リソース名の先頭に、そのリソースが作成したサイト名を付与することを推奨します。

リソース名がサイト間で重複していないかをDR設定チェックツールで確認できます。詳細は、「4.1 通常運用」の「DR設定チェックツールによるチェック」を参照してください。

ネットワークデバイス名については、切替え元サイトの切替え対象のネットワークデバイスと、切替え先サイトの切替えには使用しないネットワークデバイスの間で、重複しない名前を設定してください。

マネージャーのインストール時に自動作成されるリソースについては、以下のとおりです。

  • 以下のリソースは、サイト間でリソース名が重複していても問題ありません。

    • "supervisor"ユーザーグループ

    • アクセス範囲が"all"である兼任管理者

  • 以下のリソースは、サイト間でリソース名が重複しないように、どちらかのサイトのリソースを削除するか、リソース名を変更してください。

    • "monitor"ユーザーグループ

    • L-Serverテンプレート(sample_large、sample_medium、sample_physical、sample_small)

    • グローバルプール(VMHostPool、ServerPool、StoragePool、NetworkPool、AddressPool、ImagePool)

運用サイトに登録する以下のリソース

  • グローバルL-Server名

テナント切替えの場合、サイト間で同じ名前のリソースを作成しないでください。
ただし、DRの切替え(構成情報のインポート)により作成されたリソースについては、サイト間で名前が重複していても問題ありません。

ネットワークリソースの登録情報

Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、一方のサイトで登録されているネットワークリソースと同一のIPアドレスまたはVLAN IDを持つネットワークリソースは、もう一方のサイトでは登録しないでください。切替え時に、切替え先サイトにて重複した設定のネットワークリソースをクリーンアップで削除する場合は、重複した設定のネットワークリソースを登録しても問題ありません。

アドレスセットリソースの登録情報

Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、一方のサイトで登録しているMACアドレスとWWNは、もう一方のサイトでは登録しないでください。

仮想サーバのホスト名設定

Active-Active運用の場合、仮想サーバのホスト名設定方式に「3」の「プレフィックス+連番」方式を使用する場合、プレフィックスは両サイトで異なる文字列を指定してください。

仮想サーバのホスト名設定については、「導入ガイド CE」の「18.4 仮想サーバのホスト名設定」を参照ください。

ソフトウェアIDのプレフィックス設定

Active-Active運用の場合、ソフトウェアIDのプレフィックス設定を変更し、両サイトで異なるプレフィックスを使用してください。

ソフトウェアIDのプレフィックス設定については、「付録A ソフトウェアIDのプレフィックス設定」を参照ください。

物理L-Server切替え(物理OS)、物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)

サーバツリーに登録するサーバに設定するIPアドレス

サーバツリーに登録するサーバに設定するIPアドレスについて、サイト間で同じIPアドレスを使用しないでください。

また、物理L-Serverを作成する際に指定するIPアドレスについて、サーバツリーに登録する際にサーバに設定したIPアドレスは使用しないでください。


想ストレージリソース名とディスクリソース名

参考

仮想ストレージリソース名への番号の付加

FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionの仮想ストレージリソース名には、データストア名、Cluster Shared Volume名、またはRAIDグループ名が使用されます。名前が重複した場合、リソース名の末尾に番号が付加され、重複を回避します。このため、仮想ストレージ名に番号が付加されないようにするため、サイト内、およびサイト間で仮想ストレージリソース名が重複しないように、データストア名、Cluster Shared Volume名、およびRAIDグループ名を設定してください。


用サイトとバックアップサイトで内容を一致させる設定ファイル

運用サイトで以下のファイルの変更を実施した場合、バックアップサイトでも同じ変更を実施してください。
表中の*は、フォルダー配下の任意のファイルを表します。
なお、運用サイトとバックアップサイトにファイルが存在しない場合は、実施する必要はありません。

【Windowsマネージャー】

フォルダー

ファイル名

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\

trapop.bat

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\

auto_replace.rcxprop

cli_notlist_oc.rcxprop

create_image_previous_folder_name_scvmm.rcxprop

disable_num_of_address_check.rcxprop

folder.rcxprop

gui_always_home.rcxprop

gui_config.rcxprop

gui_enable_reverse_proxy.rcxprop

image_admin_hyperv.rcxprop

image_admin_hyperv_ユーザーグループ名.rcxprop

iscsi.rcxprop

iscsi_ユーザーグループ名.rcxprop

kb978336_scvmm.rcxprop

l_server.rcxprop

ldap_attr.rcxprop

library_share_deny.conf

library_share_ユーザーグループ名_deny.conf

manager_backup.rcxprop

manager_memory.rcxprop

multiple_ds.rcxprop

mwgui_config.rcxprop

network_device_model.xml

network_map.rcxprop

network_viewer.rcxprop

os_setting.rcxprop

os_setting_ユーザーグループ名.rcxprop

physical_l_server_nicmodify_blade.rcxprop

physical_l_server_nicmodify_rack.rcxprop

pool.rcxprop

product_report.rcxprop

rcxmgrctl_except_rba.rcxprop

scvmm_mac_pool.rcxprop

scvmm_mac_pool_テナント名.rcxprop

server_control.rcxprop

show_vds_vc.rcxprop

spare_server_config.rcxprop

storage.rcxprop

tenant_config.xml

tenant_move.rcxprop

unm_mon.rcxprop

unm_provisioning.rcxprop

use_image_data_disk

vdipool_group_entitlement.rcxprop

viom.rcxprop

vm.rcxprop

vm_console.rcxprop

vmguest_uuid_output.rcxprop

vnetwork_excluded_vmware.rcxprop

vnetwork_hyperv.rcxprop

vnetwork_oraclevm.rcxprop

vnetwork_rhelkvm.rcxprop

vnetwork_rhelxen.rcxprop

vnetwork_vmware.rcxprop

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\alive_monitoring\

Physical.rcxprop

vm_Hyper-V.rcxprop

vm_VMware.rcxprop

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\home_tab\

home_infra_mes.txt

home_tenant_mes.txt

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\l_server\net\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\net\

net_info.ネットワークリソース名.conf

net_info.L-Server名.conf

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\host\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\model\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\setup_wizard\

enable_advanced_mode.rcxprop

lplatform_console_setup_parameter_on

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\sysprep_guirunonce\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\vm_prop

vm_*.rcxprop

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\event_handler\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\l_platform\

enable_cloning

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\l_server\

disable_check_num_of_cpu

enable_cpu_per_socket

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\Exec_Script\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\network_resource\

Unm_network_setting.xml

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\network_resource\ルールセット名\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\ベンダー名\装置名またはモデル名\common\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\ベンダー名\装置名またはモデル名\operations\ルールセット名\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\ベンダー名\装置名またはモデル名\rulesets\ルールセット名\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\user_scripts\

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\vm\

delete_image_all_files_scvmm

delete_old_image

online_cloning

require_image_location

single_storage_vc

snapshot_skip_reconfig

thin_provisioning

vds_vc

インストールフォルダー\SVROR\Manager\rails\config\rcx\

vm_guest_params.rb

インストールフォルダー\SVROR\Manager\sys\irmctool

*

インストールフォルダー\SVROR\Manager\sys\usm\etc\

clariion.conf

emcpath.conf

falconstor.conf

fspath.conf

symmetrix.conf

usm.conf

インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\lserver_repair\ruleset_backup\

*

インストールフォルダー\SVROR\ScwPro\tftp\rcbootimg\

awwn*.cfg


【Linuxマネージャー】

ディレクトリ

ファイル名

/etc/opt/FJSVrcvmr/

trapop.sh

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/

auto_replace.rcxprop

cli_notlist_oc.rcxprop

create_image_previous_folder_name_scvmm.rcxprop

disable_num_of_address_check.rcxprop

folder.rcxprop

gui_always_home.rcxprop

gui_config.rcxprop

gui_enable_reverse_proxy.rcxprop

image_admin_hyperv.rcxprop

image_admin_hyperv_ユーザーグループ名.rcxprop

iscsi.rcxprop

iscsi_ユーザーグループ名.rcxprop

kb978336_scvmm.rcxprop

l_server.rcxprop

ldap_attr.rcxprop

library_share_deny.conf

library_share_ユーザーグループ名_deny.conf

manager_backup.rcxprop

manager_memory.rcxprop

multiple_ds.rcxprop

mwgui_config.rcxprop

network_device_model.xml

network_map.rcxprop

network_viewer.rcxprop

os_setting.rcxprop

os_setting_ユーザーグループ名.rcxprop

physical_l_server_nicmodify_blade.rcxprop

physical_l_server_nicmodify_rack.rcxprop

pool.rcxprop

product_report.rcxprop

rcxmgrctl_except_rba.rcxprop

scvmm_mac_pool.rcxprop

scvmm_mac_pool_テナント名.rcxprop

server_control.rcxprop

show_vds_vc.rcxprop

spare_server_config.rcxprop

storage.rcxprop

tenant_config.xml

tenant_move.rcxprop

unm_mon.rcxprop

unm_provisioning.rcxprop

use_image_data_disk

vdipool_group_entitlement.rcxprop

viom.rcxprop

vm.rcxprop

vm_console.rcxprop

vnetwork_excluded_vmware.rcxprop

vnetwork_hyperv.rcxprop

vnetwork_oraclevm.rcxprop

vnetwork_rhelkvm.rcxprop

vnetwork_rhelxen.rcxprop

vnetwork_vmware.rcxprop

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/alive_monitoring/

Physical.rcxprop

vm_Hyper-V.rcxprop

vm_VMware.rcxprop

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/home_tab/

home_infra_mes.txt

home_tenant_mes.txt

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/l_server/net/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/net/

net_info.ネットワークリソース名.conf

net_info.L-Server名.conf

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/host/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/model/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/setup_wizard/

enable_advanced_mode.rcxprop

lplatform_console_setup_parameter_on

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/sysprep_guirunonce/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/vm_prop/

vm_*.rcxprop

/etc/opt/FJSVrcvmr/event_handler/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/l_platform/

enable_cloning

/etc/opt/FJSVrcvmr/l_server/

disable_check_num_of_cpu

enable_control

enable_cpu_per_socket

/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/Exec_Script/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/network_resource/

Unm_network_setting.xml

/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/network_resource/ルールセット名/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/ベンダー名/装置名またはモデル名/common/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/ベンダー名/装置名またはモデル名/operations/ルールセット名/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/ベンダー名/装置名またはモデル名/rulesets/ルールセット名/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/user_scripts/

*

/etc/opt/FJSVrcvmr/vm/

delete_image_all_files_scvmm

delete_old_image

online_cloning

require_image_location

single_storage_vc

snapshot_skip_reconfig

thin_provisioning

vds_vc

/opt/FJSVrcvmr/rails/config/rcx/

vm_guest_params.rb

/opt/FJSVrcvmr/sys/irmctool

*

/opt/FJSVrcvmr/sys/usm/etc/

clariion.conf

emcpath.conf

falconstor.conf

fspath.conf

symmetrix.conf

usm.conf

/var/opt/FJSVrcvmr/lserver_repair/ruleset_backup/

*

/var/opt/FJSVscw-tftpsv/tftproot/rcbootimg/

awwn*.cfg


Active-Active運用での切替え時に、以下の表に記載されている定義ファイルの内容がサイト間で異なっている場合、単純に内容を一致させることができません。
切替え元サイトで定義ファイルを編集した場合、切替えを実行する前に、切替え先のサイトにおいて、手動で変更箇所をマージしてください。定義ファイルを編集する方法については、以下の表に記載された参照先で確認してください。

概要

ファイル名

参照先

生存監視の定義ファイル

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\alive_monitoring

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/alive_monitoring

  • ファイル名

    vm_VMware.rcxprop
    vm_Hyper-V.rcxprop

「導入ガイド CE」の「C.1.7 生存監視の定義ファイル」を参照してください。

RORコンソールのホーム画面の下部に表示されるお知らせの編集

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\home_tab

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/home_tab

  • ファイル名

    home_infra_mes.txt
    home_tenant_mes.txt

「運用ガイド CE]の「8.4 ホームのお知らせの編集」を参照してください。

GLSやBondingなどのドライバ固有のパラメーターを、ネットワークを設定するスクリプトに利用する場合

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\net

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/net

  • ファイル名

    net_info.network resource name.conf
    net_info.l_server name.conf

「導入ガイド CE」の「B.8 L-Serverのネットワーク冗長化とVLAN設定」を参照してください。

【Hyper-V】
イメージ格納先のアクセス制限設定ファイル

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

  • ファイル名

    library_share_deny.conf
    library_share_ユーザーグループ名_deny.conf

「導入ガイド CE」の「C.3.8 クローニングイメージの採取と削除」を参照してください。

【Hyper-V】
イメージを指定してL-Serverを作成する場合のVMゲスト管理者アカウントの指定について

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

  • ファイル名

    image_admin_hyperv.rcxprop
    image_admin_hyperv.ユーザーグループ名.rcxprop

「導入ガイド CE」の「C.3.10 [OS]タブ設定」を参照してください。

他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

  • ファイル名

    server_control.rcxprop

「導入ガイド CE」の「C.1.5 他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」を参照してください。

  • vm.rcxprop

    サーバ仮想化ソフトウェアに関する動作を変更する場合

  • vm_console.rcxprop

    業務LANからのコンソール接続で設定する場合

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

  • ファイル名

    vm.rcxprop
    vm_console.rcxprop

「導入ガイド CE」の「C.2.1 定義ファイルの作成」を参照してください。

System Center 2012 Virtual Machine Managerと連携してNICを接続したL-Serverを作成する場合

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

  • ファイル名

    scvmm_mac_pool.rcxprop
    scvmm_mac_pool_テナント名.rxxprop

「導入ガイド CE」の「C.3.5 ネットワークの手動設定」を参照してください。

分散仮想スイッチを利用する場合

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\vm

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/vm

  • ファイル名

    vds_vc

「設計ガイド CE」の「E.1.4 ネットワークの事前準備」を参照してください。

iSCSIネットワーク定義ファイル

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/

  • ファイル名

    iscsi_ユーザーグループ名.rcxprop
    iscsi.rcxprop

「導入ガイド CE」の「B.1.10 iSCSIネットワーク定義ファイル」を参照してください。

ツリーに表示されるリソースの表示順の設定

  • 格納先

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data\

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/

  • ファイル名

    gui_config.rcxprop

「リリース情報」の「2.3.1.3 ツリーに表示されるリソースの表示順の設定」を参照してください。

もし、Active-Active運用の環境に以下の設定ファイルが存在する場合、当社技術員に連絡してください。

【Windowsマネージャー】

【Linuxマネージャー】

用サイトで実施したカスタマイズ設定

Active-Standby運用を行う場合、運用サイトで「導入ガイド CE」の「第18章 導入後の環境設定」に従って実施した以下のカスタマイズ設定は、切替え前にバックアップサイトに反映する必要があります。環境構築時に合わせて設定を行うか、切替え時に反映してください。

編集した以下のファイルは退避しておいてください。

【Windowsマネージャー】

【Linuxマネージャー】

Active-Active運用を行う場合、以下については両サイトで異なる設定にする必要があります。

上記以外の設定は、Active-Standby運用と同様に両サイトで同じ設定にしてください。