データベースからカラムナテーブルまたはテーブルの定義情報を取得する方法を説明します。
テンプレートの構成
テンプレートを構成するノードを説明します。
ノード名 | ノードの役割 | ユーザーの操作 |
---|---|---|
フロー開始 | 処理を開始します。 | ありません。 |
テーブル定義取得 | データベースからテーブルの定義を取得します。 | 必要なパラメーターを入力します。 |
テーブル定義加工 | テーブルの定義を参照しやすい形へ加工します。 | ありません。 |
テーブル定義格納(ビルトイン) | 設定された出力データストアへ取得したテーブルの定義を格納します。 | ありません。 |
利用手順
手順は以下のとおりです。
テンプレートのコピーの作成
以下の手順でテンプレートをコピーします。
[分析フロー一覧パネル]の[テンプレート]-[01_テーブル操作]-[08_テーブル定義取得]を選択します。
右クリックメニューから[開く]を選択します。
メニューバーの[プロジェクト]-[名前を付けて保存]を選択します。
表示された画面で、「分析フロー名」と「保存先フォルダー」を指定して、[OK]ボタンをクリックし、コピーを作成します。
出力データストアの定義
[テーブル定義格納(ビルトイン)]ノードに対して出力データストアを定義します。手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“2. 出力データストアの定義”を参照してください。
ノードのパラメーターの設定
以下のノードをダブルクリックし、ノードのプロパティを開きます。[パラメーター]タブで必要なパラメーターの値を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
変数名 | パラメーター名 | 必須/任意 | 値の説明 |
---|---|---|---|
DB | データベース名 | 必須 | 定義を取得したいテーブルがあるデータベース名を指定します。 |
SCM | スキーマ名 | 必須 | 定義を取得したいテーブルのスキーマ名を指定します。 |
TBL | テーブル名 | 必須 | 定義を取得したいテーブル名を指定します。 |
UserName | ユーザー名 | 必須 | データベースのユーザー名を指定します。 |
Password | パスワード | 必須 | ユーザーのパスワードを指定します。 |
InstallPath | SymfowareAnalyticsServerインストールパス | 必須 | DWHサーバのインストールディレクトリを絶対パスで指定します。 |
注意
値には1023文字まで入力できます。
テンプレートとの接続
手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“4. テンプレートとの接続”を参考に、作成した出力データストアをテンプレートのノードと接続してください。
データ加工フローの実行
手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“5. データ加工フローの実行”を参照してください。
取得した定義の確認
注意
必ず手順5に続けて実施してください。実行した分析フローエディタで、別のデータ加工フローを開いたり、分析フローエディタを閉じたりすると、分析結果を参照できなくなります。
以下の手順でデータを確認します。
メニューバーの[実行]-[結果のダウンロード]を選択します。
[結果のダウンロード]ダイアログで、手順2で定義した出力データストアを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
ファイルの保存先を選択するダイアログが表示されるので、保存先を選んで[保存]ボタンをクリックします。
指定した保存先にファイルがダウンロードされます。
ファイルをテキストエディタ等で参照します。以下の情報が参照できます。
左から1番目のカラム:項目名
左から2番目のカラム:データ型
左から3番目のカラム:NOTNULL制約の有無
参考
カラムナテーブルの場合、左から4番目のカラムは無視してください。
例1:3つの項目を持つカラムナテーブルの場合
col1 | integer | not null | col2 | character(10) | | col3 | character(10) | not null | Server: dwh_server FDW Options: (database 'symfoas', schema 'symfoasuser', "table" 'symfoasdb_public_table1')
例2:3つの項目を持つテーブルの場合
col1 | integer | not null col2 | character(10) | col3 | character(10) | not null