データベースからカラムナテーブルとテーブルそれぞれの一覧を取得する方法を説明します。
テンプレートの構成
テンプレートを構成するノードを説明します。
ノード名 | ノードの役割 | ユーザーの操作 |
---|---|---|
フロー開始 | 処理を開始します。 | ありません。 |
テーブル一覧取得 | データベースからカラムナテーブル以外のテーブル一覧を取得します。 | 必要なパラメーターを入力します。 |
カラムナテーブル一覧取得 | データベースからカラムナテーブルの一覧を取得します。 | 必要なパラメーターを入力します。 |
テーブル一覧格納(ビルトイン) | 設定された出力データストアへ取得したカラムナテーブル以外のテーブル一覧を格納します。 | ありません。 |
カラムナテーブル一覧格納(ビルトイン) | 設定された出力データストアへ取得したカラムナテーブル一覧を格納します。 | ありません。 |
利用手順
手順は以下のとおりです。
テンプレートのコピーの作成
以下の手順でテンプレートをコピーします。
[分析フロー一覧パネル]の[テンプレート]-[01_テーブル操作]-[07_テーブル一覧取得]を選択します。
右クリックメニューから[開く]を選択します。
メニューバーの[プロジェクト]-[名前を付けて保存]を選択します。
表示された画面で、「分析フロー名」と「保存先フォルダー」を指定して、[OK]ボタンをクリックし、コピーを作成します。
出力データストアの定義
[テーブル一覧格納(ビルトイン)]ノードと[カラムナテーブル一覧格納(ビルトイン)]ノードそれぞれに対して出力データストアを定義します。手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“2. 出力データストアの定義”を参照してください。
ノードのパラメーターの設定
以下のノードをダブルクリックし、ノードのプロパティを開きます。[パラメーター]タブで必要なパラメーターの値を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
変数名 | パラメーター名 | 必須/任意 | 値の説明 |
---|---|---|---|
DB | データベース名 | 必須 | テーブルの一覧情報を取得したいデータベース名を指定します。 |
SCM | スキーマ名 | 必須 | テーブルの一覧情報を取得したいスキーマ名を指定します。 |
UserName | ユーザー名 | 必須 | データベースのユーザー名を指定します。 |
Password | パスワード | 必須 | ユーザーのパスワードを指定します。 |
InstallPath | SymfowareAnalyticsServerインストールパス | 必須 | DWHサーバのインストールディレクトリを絶対パスで指定します。 |
変数名 | パラメーター名 | 必須/任意 | 値の説明 |
---|---|---|---|
DB | データベース名 | 必須 | [テーブル一覧取得]ノードで指定したデータベース名を指定します。 |
SCM | スキーマ名 | 必須 | [テーブル一覧取得]ノードで指定したスキーマ名を指定します。 |
UserName | ユーザー名 | 必須 | データベースのユーザー名を指定します。 |
Password | パスワード | 必須 | ユーザーのパスワードを指定します。 |
InstallPath | SymfowareAnalyticsServerインストールパス | 必須 | DWHサーバのインストールディレクトリを絶対パスで指定します。 |
注意
値には1023文字まで入力できます。
テンプレートとの接続
手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“4. テンプレートとの接続”を参考に、作成した出力データストアをテンプレートのノードと接続してください。
データ加工フローの実行
手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“5. データ加工フローの実行”を参照してください。
取得したテーブルの確認
注意
必ず手順5に続けて実施してください。実行した分析フローエディタで、別のデータ加工フローを開いたり、分析フローエディタを閉じたりすると、テーブル確認ができなくなります。
以下の手順でテーブルを確認します。
メニューバーの[実行]-[結果のダウンロード]を選択します。
[結果のダウンロード]ダイアログで、手順2で定義した出力データストアを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
ファイルの保存先を選択するダイアログが表示されるので、保存先を選んで[保存]ボタンをクリックします。
指定した保存先にファイルがダウンロードされます。
ファイルをテキストエディタ等で参照します。以下の情報が参照できます。
[relname]:テーブル名
[usename]:ユーザー名
例1:カラムナテーブル一覧
テーブル名は“table1”、ユーザー名は“symfoasuser”の場合
relname,usename table1,symfoasuser
例2:テーブル一覧
テーブル名は“table2”、ユーザー名は“symfoasuser”の場合
relname,usename table2,symfoasuser