カラムナテーブル以外のテーブルを作成する方法を説明します。
テンプレートの構成
テンプレートを構成するノードを説明します。
ノード名 | ノードの役割 | ユーザーの操作 |
---|---|---|
フロー開始 | 処理を開始します。 | ありません。 |
テーブル作成 | テーブルを作成します。 | 必要なパラメーターを入力します。 |
処理結果格納(ビルトイン) | 処理を終了します。 | ありません。 |
利用手順
手順は以下のとおりです。
テンプレートのコピーの作成
以下の手順でテンプレートをコピーします。
[分析フロー一覧パネル]の[テンプレート]-[01_テーブル操作]-[03_テーブル作成]を選択します。
右クリックメニューから[開く]を選択します。
メニューバーの[プロジェクト]-[名前を付けて保存]を選択します。
表示された画面で、「分析フロー名」と「保存先フォルダー」を指定して、[OK]ボタンをクリックし、コピーを作成します。
出力データストアの定義
[処理結果格納(ビルトイン)]ノードに対して出力データストアを定義します。手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“2. 出力データストアの定義”を参照してください。
ノードのパラメーターの設定
以下のノードをダブルクリックし、ノードのプロパティを開きます。[パラメーター]タブで必要なパラメーターの値を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
変数名 | パラメーター名 | 必須/任意 | 値の説明 |
---|---|---|---|
DB | データベース名 | 必須 | DWHサーバ管理者ユーザーから割り当てられたデータベース名を指定します。 利用できるデータベースについてはDWHサーバ管理者ユーザーに問い合わせてください。 |
SCM | スキーマ名 | 必須 | DWHサーバ管理者ユーザーから割り当てられたスキーマ名を指定します。スキーマ名を作成しない運用の場合は、“public”を指定します。 利用できるスキーマ名についてはDWHサーバ管理者ユーザーに問い合わせてください。 |
TBL | テーブル名 | 必須 | 作成するテーブル名を指定します。利用できる文字の範囲は、“A.1 データベースサーバ機能”を参照してください。 |
UserName | ユーザー名 | 必須 | データベースのユーザー名を指定します。 |
Password | パスワード | 必須 | ユーザーのパスワードを指定します。 |
Cols1 | 項目名 データ型 NOTNULL制約 | 必須 | 作成するテーブルの項目名をカンマ区切りで指定します。指定方法は以下のとおりです。 [項目名] [データ型] [NOT NULL] (例)項目名“col1”、“col2”、“col3”を指定する場合。 col1 integer NOT NULL, col2 char(10), col3 char(10) NOT NULL 項目名に使用できる文字と項目数の上限は、“A.1 データベースサーバ機能”を参照してください。 使用できるデータ型は、“H.1 データ型”を参照してください。 ポイント NOTNULL制約の指定 注意 指定する値が無い場合でも、変数を削除しないでください。 |
Cols2 | 項目名 データ型 NOTNULL制約 | 任意 | |
InstallPath | SymfowareAnalyticsServerインストールパス | 必須 | DWHサーバのインストールディレクトリを絶対パスで指定します。 |
参考
[テーブル作成]ノードで作成するテーブルは、“E.5.10 テーブル格納”で格納するデータに応じて作成してください。
注意
値には1023文字まで入力できます。
Cols1~Cols10の値には複数の項目を入力することができます。1023文字を超える場合は、以下のようにカンマで終わるように入力し、次の項目からは次のColsの値に入力してください。
Cols1=col1 char(1) NOT NULL,col2 date NOT NULL,col3 time,....,coln integer, Cols2=coln1 integer,coln2 float NOT NULL
なお、Cols2~ Cols10の値は空白のままでも問題ありません。
テンプレートとの接続
手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“4. テンプレートとの接続”を参考に、作成した入力データストアと出力データストアをテンプレートのノードと接続してください。
データ加工フローの実行
手順は、“E.5.1 カラムナテーブル作成”の“利用手順”の“5. データ加工フローの実行”を参照してください。