ドメインの起動時のOS自動起動設定
L-Serverの起動時にOSを自動で起動する場合は、ゲストドメインのauto-boot?変数に"true"を指定してください。
なお、本製品からL-Serverを作成した場合、auto-boot?変数は以下の値に設定されます。
イメージを指定してL-Serverを作成した場合
auto-boot?変数には"true"が設定されます。
イメージを指定せずにL-Serverを作成した場合
auto-boot?変数には"false"が設定されます。
L-Server作成中におけるゲストドメインのコンソールへの接続について
L-Server作成中にゲストドメインのコンソールに接続した場合、L-Server作成処理が失敗する場合があります。
そのため、L-Server作成中にはゲストドメインのコンソールに接続しないでください。
L-Server作成時に指定するIPアドレスについて
イメージを指定したL-Serverの作成には、インストールサーバへ接続するために管理LANのIPアドレスが必要になります。
そのため、L-Server作成時に管理LANのIPアドレスが指定されていない場合、管理LANに接続するNICが一時的にL-Serverに追加され、管理LANのネットワークリソースから払い出されたIPアドレスがゲストドメインに設定されます。
一時的に追加された管理LANに接続するNICは、L-Serverの作成後に自動的に削除されます。
また、管理LANのネットワークリソースにデフォルトゲートウェイが設定されている場合、管理LANのIPアドレスを一時的に設定する際に、デフォルトゲートウェイも設定されます。
そのため、管理LANのデフォルトゲートウェイのIPアドレスが設定されることも考慮して、L-Server作成時に複数のデフォルトゲートウェイを指定しないように注意してください。
Solaris11のイメージを指定した場合の動作について
Solaris11のイメージを指定してL-Serverを作成した場合、ゲストドメインに設定されるIPアドレスは1つだけです。
これはSolaris11の仕様により、OSインストール時に設定できるIPアドレスが1つだけであるためです。
イメージを指定したL-Serverの作成時には管理LANのIPアドレスが必ず必要となるため、ゲストドメインに設定されるIPアドレスは管理LANのIPアドレスになります。
そのため、L-Server作成時に業務LANのIPアドレスを指定したとしても、ゲストドメインには業務LANのIPアドレスは設定されません。
また、L-Server作成時に管理LANのIPアドレスを指定しなかった場合、管理LANのネットワークリソースから一時的に払い出されたIPアドレスがゲストドメインに設定されます。このIPアドレスの設定は、L-Server作成後もOS上に残ったままになります。
そのため、L-Server作成後に、ゲストドメインのOS上で以下の操作を行う必要があります。
一時的に使用した管理LANのIPアドレスの設定を削除
L-Server作成時に指定した業務LANのIPアドレスを設定
なお、上記の操作については、「C.8.6 L-Server作成」の「L-Server作成後の操作」を参照してください。
L-ServerのCPU性能、CPU数の表示について
L-ServerのCPU数は、ドメインに設定されたCPUスレッド数をもとに計算し、コア単位で表示します。
L-ServerのCPU性能は、VMホストのCPU性能とCPUスレッド数をもとに計算します。
計算式は以下のとおりです。
CPU数 = スレッド数 / 1コアあたりのスレッド数 (小数点以下切り上げ)
CPU性能 = (スレッド数 × 物理サーバのCPU性能) / (1コアあたりのスレッド数 × CPU数)
例
CPU性能が2.8GHz、1コア8スレッドのVMホスト上に、2コア(16スレッド)を割り当てたL-Serverを作成した場合
CPU数 = 16 / 8 = 2 (個)
CPU性能 = (16 × 2.8) / (8 × 2) = 2.8 (GHz)
CPU性能が2.8GHz、1コア8スレッドのVMホスト上に、12スレッドを割り当てたL-Serverを作成した場合
CPU数 = 12 / 8 = 1.5 ≒ 2 (個)
CPU性能 = (12 × 2.8) / (8 × 2) = 2.1 (GHz)
予約値で換算する設定が行われていた場合のCPU容量、メモリ容量の値
予約値で換算するように設定されていた場合、仮想マシンで使用中のCPU容量、メモリ容量は、上限値で換算するように設定されている場合と同じ値です。
L-Server換算表示について
OVM for SPARCでは、CPU性能値はVMホストのCPU性能値になります。そのため、L-ServerテンプレートのCPU性能値は無視されます。L-Serverの換算数は"VMホストのCPU性能値 × CPU数"とメモリ容量から計算されます。
L-Serverの作成について
本製品では、ゲストドメインの作成だけをサポートします。
I/Oドメインやサービスドメインを作成する場合は、制御ドメイン上で作成してください。
また、作成されたゲストドメインに対する大域ゾーンの設定は行われません。ゲストドメインを大域ゾーンとして使用する場合は、L-Serverを作成したあと、ゲストドメインのOS上で大域ゾーンの設定を行ってください。
L-Serverのディスク情報表示について
デバイスパスには識別情報(ID番号)が表示されます。
L-Serverの電源操作について
OVM for SPARCが機能をサポートしていない場合、L-Serverを停止、リブートすることができません。
仮想マシンの状態に応じて、仮想マシンを直接操作するか、強制停止、強制リブートを使用してください。
本製品からVMゲストの電源操作を実行した場合、リソースの結合(bind)/結合解除(unbind)も併せて実行します。
VMゲストの起動時
リソースを結合(bind)します。
VMゲストの停止/強制停止時
リソースを結合解除(unbind)します。
VMゲストのリブート/強制リブート時
リソースの結合(bind)/結合解除(unbind)は実行しません。
1つのVMホスト上で、特定のディスクを複数の仮想L-Serverが共有している場合、そのうちの1つの仮想L-Serverが起動している間は、ディスクを共有しているほかのL-Serverは起動できません。
I/Oドメインについて
本製品では、I/OドメインをVMゲストとして検出します。
I/Oドメインは電源操作を行うとほかのゲストドメインに影響を与える可能性があります。
また、I/OドメインはL-Serverと関連付けずに管理することをお勧めします。
L-ServerやL-Platformとして管理した結果、I/Oドメインをほかのゲストドメインと混同し、誤って操作することを避けるためです。
VMホストのCPU数について
VMホストのCPU数には制御ドメインで認識しているコア数が表示されます。
L-Serverのディスク増設について
本製品からディスクの増設を実行した場合、ゲストドメインに割り当てられる仮想ディスク名は、以下のように設定されます。
vdiskN |
Nにはディスク増設時に指定したディスク番号(0-63)が入ります。
マイグレーション操作について
L-Serverのサーバ間の移動(マイグレーション)を行う場合、L-Serverが検出しているすべてのディスクにディスクリソースが関連付いている必要があります。また、以下のすべての条件を満たすものが移動先の候補になります。
L-Serverに割当て済みのディスクリソースを共有しているVMホスト
VMホストに対する予備サーバの設定が同一のVMホスト
以下のどちらかの方法でL-Serverを指定したVMホストへ移動した場合、移動後のL-Serverは、ディスクリソースと関連付いていない状態、またはディスク情報が更新されない状態になる場合があります。
RORコンソールのサーバツリーからのサーバ間の移動
コマンドを使用し、移動先のVMホストを指定したサーバ間の移動
また、OVM for SPARCの仕様として、ゲストドメインに割り当てられているディスクが移動元および移動先のVMホストで共有されているかはチェックされません。
そのため、以下のディスクの共有設定を確認してください。
ゲストドメインに割り当てられているすべてのディスクが、移動先の制御ドメインと共有設定になっていること
移動元と移動先の制御ドメインにおいて、ディスクサービスおよびボリューム名が同一名で登録されていること
共有されていないディスクを割り当てた状態でサーバ間移動を行っても成功する場合がありますが、その後の動作は保障されません。
サーバ間の移動後には制御ドメイン上で"ldm add-spconfig"コマンドを実行し、サービスプロセッサへ構成情報を保存する必要があります。これにより、VMホストを再起動した場合でも構成が保持されます。
本製品では、マイグレーションしたVMゲストを検出した場合に構成情報を自動的に保存します。本製品における構成情報の自動保存を無効にする場合、「構成情報保存の実行可否定義ファイル」を無効にしてください。
サーバ間移動中にVMホストがダウンした場合、VMゲストが2重起動する場合があります。
これを防止するためにVMゲストのauto-boot?変数の値が"true"に設定されている場合は、以下の手順でauto-boot?の値を変更してください。
マイグレーションの実行前に、auto-boot?の値を"false"に変更し、構成情報を保存する。
マイグレーションの実行後に、auto-boot?の値を元の値(true)に戻す。
なお、以下のすべての条件を満たしている場合、「マイグレーション時のauto-boot?変更機能の有効化ファイル」に定義を記載することで、上記の手順1.~2.を自動的に実行させることができます。
構成情報の自動保存機能を有効化している(注1)
ゲストドメインのauto-boot?の値が"true"に設定されている(注2)
注1) 構成情報の自動保存については、「構成情報保存の実行可否定義ファイル」を参照してください。
注2) ゲストドメインに設定されているauto-boot?の値は、以下のldmコマンドで確認してください。
# ldm list-variable auto-boot? ゲストドメイン名 <RETURN> |
コマンドを実行した結果、"auto-boot?=true"と表示された場合はauto-boot?がtrueに設定されています。
上記の手順1.~2.の自動実行処理が失敗した場合、メッセージ番号 67375またはメッセージ番号 67385のエラーメッセージが出力され、サーバ間の移動処理は異常終了します。
異常終了時には、auto-boot?の値が元の値に戻っていない可能性があるため、エラーメッセージの対処を参照してauto-boot?の値を確認してください。
なお、OVM for SPARCの仕様として、マイグレーションの実行中はほかのゲストドメインに対する操作は一切実行できません。
そのため、マイグレーション実行中にほかのVMゲストまたはL-Serverに対する操作を実行した場合、異常終了する可能性があります。
L-Serverのマイグレーション先に[自動選択]を指定した場合、L-Serverに割り当てられているディスクを共有しているL-Server(ゲストドメイン)が存在するVMホストへは、移動しません。
電源がONのL-Serverに対して、マイグレーション先に以下のVMホストを指定したライブマイグレーションを実行した場合の動作は、OVM for SPARCの仕様に依存します。
操作対象のL-Serverとディスクを共有している、電源がONのL-Server(ゲストドメイン)が存在するVMホスト
電源がONのL-Serverに対して、マイグレーション先に以下のVMホストを指定したコールドマイグレーションを実行した場合、ゲストドメインはマイグレーション先のVMホストへ移動したあと、起動に失敗します。
操作対象のL-Serverとディスクを共有している、電源がONのL-Server(ゲストドメイン)が存在するVMホスト
L-ServerのCPU性能値について
本製品では、VMホストのCPU性能値を基に仮想L-ServerのCPU性能値を計算します。
そのため、仮想L-ServerのCPU数が同じときでも、VMホストのCPU性能値により仮想L-ServerのCPU性能は異なる場合があります。
L-Serverの削除について
L-Serverに割り当てたVMゲストがVMホストとして本製品に登録されている場合、そのL-Serverは削除できません。
VMホストとして登録されたL-Serverを削除する場合、以下の手順でVMホストの登録を解除したあと、L-Serverを削除してください。
VMホスト配下にSolaris ZoneのL-Serverが存在する場合、L-Serverを削除、またはL-Serverとの関連付けを解除します。
ストレージプールからVMホストに関連付くディスクリソースを削除します。
ネットワークプールから不要となるネットワークリソースを削除します。
イメージプールから不要となるクローニングイメージを登録解除します。
VMプールからVMホストを登録解除します。
サーバーツリーからVMホストの登録を解除します。
オーケストレーションツリーからL-Serverを削除します。
ゲストドメインの仮想L-Serverへの関連付けについて
ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築し、該当ゲストドメインをVMホストとして登録した場合、そのゲストドメインと関連付けられた仮想L-Serverは、L-Platformへ取り込めません。
また、ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築した仮想L-Serverは、システム全体を管理する管理者(supervisorまたは兼任管理者)が管理するようにしてください。
ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築した仮想L-Serverに対して以下の操作を行った場合、Solarisゾーン上に構築したnon global zoneにも影響するため、影響範囲を確認したうえで操作してください。
電源操作
サーバ間の移動(マイグレーション)
仕様変更
ディスクの削除
ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築した仮想L-Serverは、一括電源制御の対象外にすることをお勧めします。
ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築した環境で一括電源制御を使用する場合、ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築した仮想L-Serverの電源起動優先度は、そのSolarisゾーン上に構築した仮想L-Serverの優先度よりも高くなるように設定してください。
なお、電源制御はVM管理製品の機能を利用しているため、電源制御が失敗した場合はそれぞれのL-Serverに対して電源を操作してください。
仮想L-Serverの仕様変更で、Solarisゾーン上に構築したすべてのnon global zoneの資源量よりも多い資源をゲストドメインに割り当ててください。
Solarisゾーン上に構築したすべてのnon global zoneの資源量よりも少ない資源を割り当てた場合、以下の現象が発生する可能性があります。
non global zoneが起動できなくなる
non global zoneの性能が劣化する
構成情報の保存について
VMゲストまたはL-Serverに対して本製品から以下の操作を実行した場合は、サービスプロセッサに構成情報を保存する必要があります。
電源操作(電源ON/電源OFF/強制電源OFF)
構成情報の自動保存を利用する場合は、リブート/強制リブートの実行後にも構成情報が保存されます。
これは、構成情報の自動保存では、VMゲストまたはL-Serverの状態変化を契機として構成情報の保存を実行するためです。
サーバ間移動
仮想L-Serverの作成/削除
仮想L-Serverの仕様変更(CPU数、メモリサイズ)
仮想L-Serverのディスクの増設/減設
本製品では、上記の操作に伴い構成情報を自動的に保存します。
また、制御ドメイン上でゲストドメインに対して下記操作を実行した場合も、本製品から構成情報を自動的に保存します。
ゲストドメインの作成/削除
リソースのbind/unbind
ゲストドメインのstop/start
仮想CPU数、メモリサイズの変更
仮想ディスクの追加/削除
ゲストドメインの移行
手動で構成情報を保存する場合は、「C.8.1 定義ファイルの作成」に記載されている構成情報保存の実行可否定義ファイルの定義値をfalseに設定し、制御ドメイン上で"ldm add-spconfig"コマンドを実行してください。
構成情報の自動保存を利用する場合は以下の点に注意してください。
構成情報の自動保存は、サーバの定期更新において変更を検出した場合に実行されるため、操作が完了してから構成情報が保存されるまでにタイムラグが生じます。
また、VMホスト上でゲストドメインに対する状態、構成の変更操作を直接実行した場合も、サーバの定期更新により変更を検出するため、構成情報が自動保存されます。
ただし、構成情報が保存されるまでにタイムラグがあります。このため、VMホスト上でゲストドメインを直接操作する場合は、構成情報の自動保存を無効にし、手動で構成情報を保存することをお勧めします。
マイグレーションしたVMゲストまたはL-Serverを検出した場合、移動元および移動先のVMホストで構成情報の保存が実行されます。
構成情報の自動保存では、[current]状態の構成情報に最新の構成情報を上書きします。ただし、[current]状態の構成情報が存在しない場合は[next poweron]状態の構成情報を上書きします。
更新対象の構成情報としてfactory-defaultが選択された場合(factory-defaultが[current]または[next poweron]状態の場合)は構成情報を保存しません。
本製品では最新の構成情報を一時的に保存するためにconfig_tmpという名前の構成情報を作成します。そのため、config_tmpという名前の構成情報は作成しないでください。
SPARC M10ではfactory-defaultを含めて最大8個まで構成情報を保存可能です。
ただし、本製品ではconfig_tmpという構成情報を一時的に作成するため、構成情報はfactory-defaultを含めて7個までしか作成しないでください。
構成情報の名前にシングルクォート(')は使用できません。更新対象となる構成情報の名前にシングルクォート(')が含まれる場合は構成情報を保存しません。
OVM for SPARCの仕様として、マイグレーションの実行中は構成情報を保存できません。そのため、マイグレーションを連続で実行した場合、最後に実行したマイグレーションが完了するまで構成情報が保存されません。
構成情報の保存とVMホストに対する操作が同時に実行されると、構成情報の保存に失敗する場合があります。
その場合は、メッセージ番号 41127のメッセージがイベントログに出力されますので、構成情報を保存し直してください。復旧手順については「メッセージ集」の「3.1.1 411XX系」を参照してください。
VMホストの電源操作を実行する場合は、構成情報の自動保存を無効にし、手動で構成情報を保存したあとに電源操作を実行することをお勧めします。
CPU動的リソース管理機能について
本製品から仮想L-ServerのCPU数を変更した場合、CPUをコア単位で割り当てます。
そのため、CPU動的リソース管理機能(CPU Dynamic Resource Management)は使用できなくなります(注)。
CPU動的リソース管理機能を使用する場合は、制御ドメイン上でゲストドメインのCPU数をスレッド単位で割り当てる必要があります。
また、利用料金計算機能を使用している場合、CPU動的リソース管理機能により動的に変更されたCPU数に合わせて、利用料金が集計されます。
注) CPU動的リソース管理機能はCPU数をスレッド単位で変動させます。CPUをコア単位で割り当てた場合は、CPUをスレッド単位で変動させることができないため、CPUの動的管理機能は使用できません。詳細については、OVM for SPARCのマニュアルを参照してください。
複数のドメイン間でシステムディスク以外のディスクを共有する場合について
L-Serverの作成時、およびL-Serverへのディスク増設時、ほかのL-Server(ゲストドメイン)で使用しているディスクを指定することはできません。複数のL-Server(ゲストドメイン)間でディスクを共有する場合、L-Serverを作成したあと、VMホスト上で共有するディスクを設定してください。
L-Serverからのディスク本数の削減では、ほかのL-Server(ゲストドメイン)と共有しているディスクを削減できません。複数のL-Server(ゲストドメイン)間で共有しているディスクは、VMホスト上から削除してください。
L-Serverの削除では、ほかのL-Server(ゲストドメイン)と共有しているディスクを割り当てたL-Serverを削除できません。ゲストドメインに対して、ほかのL-Server(ゲストドメイン)と共有しているディスクをVMホスト上から削除してください。そのあと、ディスクが削除されたことをL-Serverの詳細情報で確認してから、L-Serverの削除を行ってください。
L-Serverのディスクの情報は、以下の方法で確認します。
RORコンソールを表示します。
オーケストレーションツリーでL-Serverを選択します。
メインパネルの[リソース詳細]タブの[ディスク情報]で、共有していたディスクが表示されないことを確認します。