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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

第8章 定義ファイルの作成

本章では、本製品を利用するために必要な定義ファイルの作成について説明します。


定義ファイルの設定

本製品の機能を利用する場合、事前に定義ファイルの作成が必要なことがあります。

注意

Windowsのメモ帳を使用してUTF-8のテキストを編集し保存すると、ファイルの先頭3バイトにByte Order Mark(BOM)が格納され、ファイルの1行目に記載した情報が正しく解析されません。メモ帳を使用する場合、2行目から情報を記述してください。

ファイル名にユーザーグループ名が含まれている定義ファイルの場合、テナントを削除したあと、その定義ファイルも削除してください。
定義ファイルを削除しなかった場合、削除したテナントと同じ名前のテナントが再度作成された際に、削除しなかった定義ファイルが使用されます。


定義ファイルの格納先

定義ファイルは以下の場所に作成します。

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data


物理L-Server作成に必要な定義ファイル

物理L-Serverを作成する場合、SANストレージのポート組合せ定義ファイルの作成が必要です。
詳細は、「B.1.1 SANストレージのポート組合せ定義ファイルの作成」を参照してください。
その他、物理L-Serverを作成する場合に必要な機能と定義ファイル一覧は、「表8.1 定義ファイルが必要な機能一覧(物理L-Server/仮想L-Server共通)」および「表8.2 定義ファイルが必要な機能一覧(物理L-Server)」を参照してください。


仮想L-Serverの作成に必要な定義ファイル

仮想L-Serverを作成する場合に必要な機能と定義ファイル一覧は、「表8.1 定義ファイルが必要な機能一覧(物理L-Server/仮想L-Server共通)」および「表8.3 定義ファイルが必要な機能一覧(仮想L-Server)」を参照してください。


ネットワーク自動設定に必要な定義ファイル

ネットワークの自動設定を行う場合に必要な定義ファイル一覧は、「表8.13 定義ファイルが必要な機能一覧(ネットワーク)」を参照してください。
なお、自動設定の対象となるネットワークデバイスは、本製品にリソース登録されているネットワーク機器が対象となります。
ネットワーク機器のリソース登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。