本章では、Interstage Business Application Serverを利用したシステムの運用方法について説明します。
アプリケーション連携実行基盤を利用したシステムにおけるアプリケーションサーバとデータベースサーバの起動・停止順序を以下に示します。なお、アプリケーションサーバで実行するInterstage Application Serverの操作の詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。また、データベースサーバで実行するSymfowareまたはOracleのコマンドの詳細は、各データベース製品のコマンドリファレンスを参照してください。
注意
システムが複数のアプリケーションサーバから構成されている場合、それぞれのサーバについて上記の操作を行う必要があります。
データベースサーバの各運用操作の詳細は、“第2章 データベースサーバの運用”を参照してください。
アプリケーションサーバの各運用操作の詳細は、“第11章 アプリケーションサーバの運用”を参照してください。
同期アプリケーション連携実行基盤において、アプリケーションの起動・停止は下記の方法で行います。
サーバアプリケーション
Interstage 管理コンソールからCORBAワークユニットを起動・停止する
isstartwuコマンド、isstopwuコマンドからCORBAワークユニットを起動・停止する
クライアントアプリケーション
Interstage Java EE管理コンソールからIJServerクラスタを起動・停止する
Interstage管理コンソールからIJServerを起動・停止する
日常的な運用や突発的な異常が発生した場合に実行する各操作の詳細は、以下を参照してください。
“第3章 運用情報の採取のための標準ログの利用”
運用前のデバッグや性能検証および運用開始後にパフォーマンス改善を行う場合等、標準ログを用いたデバッグやパフォーマンス検証の操作について説明します。
アプリケーション構成の変更やシステムの入替えなど、運用変更や保守作業を行う場合に実行する各操作の詳細は、以下を参照してください。
“第13章 サーバアプリケーションの追加・変更”
業務の追加・削除などの理由によりアプリケーション構成を変更する場合、データベースサーバやアプリケーションサーバで発生する操作について説明します。
“第5章 バックアップ・リストア”
システムの入替えやデータベースの異常等の理由によりアプリケーション連携実行基盤を使用するシステムの修復を行う場合、データベースサーバおよびアプリケーションサーバのバックアップ・リストアの操作について説明します。