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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

8.3.4 メッセージトラッキング情報の削除および退避

メッセージトラッキング機能を使用する場合、異常が発生して採取されたメッセージトラッキング情報は、以下の契機で削除されます。

また、メッセージトラッキング情報は、apfwdeltrackコマンドを使用することで、任意に削除することもできます。削除を行う際には、絞込み条件設定オプションを使用し、削除対象とするトラッキング情報を絞り込みます。
apfwdeltrackコマンドでは、オプションで退避先ファイル名を指定することにより、削除対象となるトラッキング情報をCSV形式でファイル出力し、退避させることができます。ファイル出力で退避したトラッキング情報ファイルは、エラー解析などに利用することができます。

以下に、フロー定義名“FLOW001”のメッセージトラッキング情報を削除するapfwdeltrackコマンドの使用例を示します。

apfwdeltrack -j MSGTRKDB -u admin -n FLOW001

以下に、フロー定義名“FLOW001”のメッセージトラッキング情報を削除、および退避するapfwdeltrackコマンドの使用例を示します。

apfwdeltrack -j MSGTRKDB -u admin -n FLOW001 -f "/tmp/track/20050701.csv"

注意

Solaris、Linuxの場合の実行例になります。Windowsの場合はWindows形式のディレクトリパスを指定してください。

apfwdeltrackコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

注意

apfwdelmsgコマンドに-eオプションを指定し、エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージの削除を実行した契機では、メッセージトラッキング情報は削除されません。メッセージトラッキング情報も削除する場合は、apfwdeltrackコマンドを使用してください。