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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

7.2.2 業務処理実行アプリケーションの停止

7.2.2.1 COBOLの場合

業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットに配備したアプリケーションとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットを停止することで停止します。

複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応する非同期ワークユニットを停止してください。その際、ルーティング定義における業務処理実行アプリケーションの実行順序に従って、非同期ワークユニットを停止してください。

isstopwuコマンドを使用した非同期ワークユニットの停止

isstopwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、非同期ワークユニットを停止します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

コマンドのオプションおよび
パラメタ

設定内容

<ワークユニット名>

停止する非同期ワークユニットのワークユニット名を指定します。

isstopwuコマンドの実行例を以下に示します。

isstopwu WU001

注意

業務処理実行アプリケーションを運用する非同期ワークユニットを強制停止した場合、od10605のメッセージが出力されることがありますが、対処の必要はありません。

7.2.2.2 Javaの場合

業務処理実行アプリケーションは、IJServerに配備したMessage-driven Beanとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、IJServerを停止することで停止します。

複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応するIJServerを停止してください。

isstopwuコマンドを使用したIJServerの停止

isstopwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、IJServerを停止します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

コマンドのオプションおよび
パラメタ

設定内容

<IJServer名>

停止するIJServerのIJServer名を指定します。

isstopwuコマンドの実行例を以下に示します。

isstopwu WU001

Interstage管理コンソールを使用したIJServerの停止

Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [状態]タブ画面で停止するワークユニットを選択し、[停止]ボタンを押すと、停止方法選択画面に移行します。以下から停止方法を選択し、[実行]ボタンを押すことでIJServerが停止します。

注意

業務処理実行アプリケーションを運用するIJServerを強制停止した場合、od10605のメッセージが出力されることがありますが、対処の必要はありません。