業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットに配備したアプリケーションとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットを停止することで停止します。
複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応する非同期ワークユニットを停止してください。その際、ルーティング定義における業務処理実行アプリケーションの実行順序に従って、非同期ワークユニットを停止してください。
■isstopwuコマンドを使用した非同期ワークユニットの停止
isstopwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、非同期ワークユニットを停止します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
<ワークユニット名> | 停止する非同期ワークユニットのワークユニット名を指定します。 |
isstopwuコマンドの実行例を以下に示します。
isstopwu WU001 |
注意
業務処理実行アプリケーションを運用する非同期ワークユニットを強制停止した場合、od10605のメッセージが出力されることがありますが、対処の必要はありません。
業務処理実行アプリケーションは、IJServerに配備したMessage-driven Beanとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、IJServerを停止することで停止します。
複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応するIJServerを停止してください。
■isstopwuコマンドを使用したIJServerの停止
isstopwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、IJServerを停止します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
<IJServer名> | 停止するIJServerのIJServer名を指定します。 |
isstopwuコマンドの実行例を以下に示します。
isstopwu WU001 |
■Interstage管理コンソールを使用したIJServerの停止
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [状態]タブ画面で停止するワークユニットを選択し、[停止]ボタンを押すと、停止方法選択画面に移行します。以下から停止方法を選択し、[実行]ボタンを押すことでIJServerが停止します。
停止
アプリケーションが現在処理中の要求を実行した後、IJServerを停止します。待ち状態となっている要求は、拒否されます。
強制停止
アプリケーションが処理中であってもIJServerを即時に停止します。待ち状態となっている要求は、拒否されます。
強制停止を行った場合は、イベントサービス運用コマンド(esmonitorchnl)を使用し、イベントチャネルの接続情報を回収してください。詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“イベントサービス運用コマンド”を参照してください。
注意
業務処理実行アプリケーションを運用するIJServerを強制停止した場合、od10605のメッセージが出力されることがありますが、対処の必要はありません。