業務処理開始アプリケーションの停止方法は、業務処理開始アプリケーションの実装方法により異なります。利用形態ごとの例を以下に示します。
注意
システムの停止後に業務処理開始アプリケーションを実行した場合の動作は、システムの状態によって異なります。
ワークユニットの停止後、かつイベントチャネルの停止前
業務処理開始アプリケーションのフロー起動APIによって送信されるメッセージはキューに格納されます。ただし、キューのメッセージを処理する業務処理実行アプリケーションが停止しているため、フローは開始されません。業務処理実行アプリケーションが再起動するまでフロー上の最初のキューにメッセージが滞留することになります。
イベントチャネルの停止後
業務処理開始アプリケーションのフロー起動APIによって送信されるメッセージの格納先が存在しないため(未起動)、業務処理開始アプリケーションのフロー起動APIが例外を通知します。
■Webアプリケーションとして実装した業務処理開始アプリケーション
アプリケーションが配備されたワークユニットを停止します。Webアプリケーションの停止方法については、“Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。
注意
業務処理開始アプリケーションを運用するワークユニットを強制停止した場合、od10605のメッセージが出力されることがありますが、対処の必要はありません。
■EJBアプリケーションとして実装した業務処理開始アプリケーション
アプリケーションが配備されたワークユニットを停止します。EJBアプリケーションの停止方法については、“Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。
注意
業務処理開始アプリケーションを運用するワークユニットを強制停止した場合、od10605のメッセージが出力されることがありますが、対処の必要はありません。
■mainメソッドをもつ通常のJavaアプリケーションとして実装された業務処理開始アプリケーション
特に停止操作は必要ありません。業務処理開始アプリケーションのクラスを実行しないことで、停止状態と同等の扱いとなります。
■mainメソッドをもたない通常のJavaアプリケーションとして実装された業務処理開始アプリケーション
呼び出し元となるアプリケーションを停止し、業務処理開始アプリケーションのクラスが呼び出されない状態にすることで、停止状態と同等の扱いとなります。