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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

7.2 アプリケーションサーバの停止

アプリケーションサーバは、アプリケーション連携実行基盤のフロー定義などを格納したデータベースサーバを停止する前に停止します。

アプリケーションサーバの停止の流れを以下に示します。

なお、Interstageの各操作の詳細は、本製品に同梱されているInterstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

注意

  • システムが複数のアプリケーションサーバから構成されている場合、それぞれのサーバについて上記の操作を行う必要があります。

  • 処理中のメッセージが存在しないことを確認してから、システムを停止してください。処理中のメッセージが存在する状態でアプリケーション連携実行基盤を停止した場合の動作を以下に示します。

    • ワークユニットの通常停止操作を行った時点において、キュー内に滞留しているメッセージは、そのキュー内に滞留し続けます。

    • アプリケーションまたはアプリケーション連携実行基盤で処理中のメッセージは、処理が完了し、アプリケーション連携実行基盤がメッセージを次のキューに格納してからワークユニットが停止します。

    • アプリケーション連携実行基盤が使用するメッセージを揮発運用のイベントチャネルに格納している場合、システムを停止するとメッセージは削除されます。

    • アプリケーション連携実行基盤が使用するメッセージを、不揮発運用のイベントチャネルまたはDB連携用のイベントチャネルに格納している場合、システムを停止してもメッセージの消失は発生しませんが、処理途中の業務はシステムを再起動するまで中断されます。

  • システムで処理中のメッセージの有無については、esmonitorコマンド、またはInterstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]タブ画面の“蓄積データ数(現在数/監視数/最大数)”で確認できます。