アプリケーションサーバは、アプリケーション連携実行基盤のフロー定義などを格納したデータベースサーバを停止する前に停止します。
アプリケーションサーバの停止の流れを以下に示します。
なお、Interstageの各操作の詳細は、本製品に同梱されているInterstage Application Serverのマニュアルを参照してください。
注意
システムが複数のアプリケーションサーバから構成されている場合、それぞれのサーバについて上記の操作を行う必要があります。
処理中のメッセージが存在しないことを確認してから、システムを停止してください。処理中のメッセージが存在する状態でアプリケーション連携実行基盤を停止した場合の動作を以下に示します。
ワークユニットの通常停止操作を行った時点において、キュー内に滞留しているメッセージは、そのキュー内に滞留し続けます。
アプリケーションまたはアプリケーション連携実行基盤で処理中のメッセージは、処理が完了し、アプリケーション連携実行基盤がメッセージを次のキューに格納してからワークユニットが停止します。
アプリケーション連携実行基盤が使用するメッセージを揮発運用のイベントチャネルに格納している場合、システムを停止するとメッセージは削除されます。
アプリケーション連携実行基盤が使用するメッセージを、不揮発運用のイベントチャネルまたはDB連携用のイベントチャネルに格納している場合、システムを停止してもメッセージの消失は発生しませんが、処理途中の業務はシステムを再起動するまで中断されます。
システムで処理中のメッセージの有無については、esmonitorコマンド、またはInterstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]タブ画面の“蓄積データ数(現在数/監視数/最大数)”で確認できます。