デフォルトで使用するログ出力サービス定義ファイルは、以下のフォルダに格納されています。
〔デフォルトのログ出力サービス定義ファイル格納パス〕 /opt/FJSVibs/conf/logserviceConf.xml |
〔デフォルトのログ出力サービス定義ファイル格納パス〕 [Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\etc\conf\logserviceConf.xml |
注意
アプリケーション連携実行基盤はこのファイルを使用しています。
利用者が新たにログ出力サービス定義ファイルに記載する場合、このファイルを複写して使用してください。
その際、作成したログ出力サービス定義ファイルを利用してログ出力サービスを起動する必要があります。起動方法については“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwstartlog”を参照してください。
ログ出力サービス定義ファイルの記述例を以下に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <logConfig xmlns="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ logconf.xsd"> <!-- ログ出力サービスの動作設定 --> <!-- 1個のみ定義可能。必須項目 --> <daemon> <!-- 1メッセージあたりの最大サイズ --> <!-- 1~67108864の範囲で指定。省略不可 --> <param name="maxMsgSize" value="1024"/> <!-- キューイングするログの最大数 --> <!-- 1~以下の計算式で求めた値の範囲で指定。省略不可 --> <!-- 最大値を求める計算式:2147483627/(maxMsgSize+33) --> <param name="maxMsgCount" value="4096"/> </daemon> <!-- ログ出力サービスの出力設定 --> <output name="file01"> <!-- /opt/FJSVibs/var 配下にファイル名"stdout.log"で出力する定義例 --> <param name="path" value="/opt/FJSVibs/var"/> <param name="prefix" value="stdout"/> <param name="extension" value=".log"/> <!-- 以下は、ファイル分割時に指定可能な定義例 --> <param name="number" value="3"/> <param name="byte" value="10240000"/> <!-- ログファイルへの出力間隔を指定 --> <param name="outputPeriod" value="10"/> </output> </logConfig> |
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <logConfig xmlns="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ logconf.xsd"> <!-- ログ出力サービスの動作設定 --> <!-- 1個のみ定義可能。必須項目 --> <daemon> <!-- 1メッセージあたりの最大サイズ --> <!-- 1~67108864の範囲で指定。省略不可 --> <param name="maxMsgSize" value="1024"/> <!-- キューイングするログの最大数 --> <!-- 1~以下の計算式で求めた値の範囲で指定。省略不可 --> <!-- 最大値を求める計算式:2147483627/(maxMsgSize+33) --> <param name="maxMsgCount" value="4096"/> <!-- ログ出力サービスのサービス名 --> <!-- 8文字固定の半角英数字で指定。省略不可 --> <param name="ServiceName" value="service1"/> </daemon> <!-- ログ出力サービスの出力設定 --> <output name="file01"> <!-- C:\Interstage\BAS\var 配下にファイル名"stdout.log"で出力する定義例 --> <param name="path" value="C:\Interstage\BAS\var"/> <param name="prefix" value="stdout"/> <param name="extension" value=".log"/> <!-- 以下は、ファイル分割時に指定可能な定義例 --> <param name="number" value="3"/> <param name="byte" value="10240000"/> <!-- ログファイルへの出力間隔を指定 --> <param name="outputPeriod" value="10"/> </output> </logConfig> |
定義項目の詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“ログ出力サービス定義ファイルリファレンス”を参照してください。
注意
出力するメッセージの最大長に合わせて、1メッセージあたりの最大サイズ(maxMsgSize)を指定してください。最大長で指定した長さを超えるメッセージについては、1メッセージあたりの最大サイズで指定した範囲で出力を行います。
ログ出力サービス定義ファイルは、XML形式で記述する必要があります。このため、ログ出力サービス定義ファイルを編集する場合は、XML形式の仕様に従ってください。
特に以下の文字については、定義済み実体参照で記述してください。
編集する文字 | 定義済み実体参照 |
< | < |
> | > |
& | & |
' | ' |
" | " |