19.2.4 リソース制御情報のリストア

リソース制御情報をリストアします。

作業者

インフラ管理者

作業内容

RHEL7の場合

業務ユニット管理者がisbizrestoreコマンドを実行して、バックアップデータをリストアしたあと、以下のコマンドを実行します。

/usr/bin/systemctl daemon-reload

RHEL6の場合

全業務ユニット名の一覧を取得します。
取得方法については、「業務ユニット名」を参照してください。
手順1で取得した全業務ユニットからリストア対象の業務ユニットを除いた業務ユニットをすべて停止します。
停止方法については、「8.1.2 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。

リソース制御情報のバックアップ時に退避したcgconfig.confファイルから、isas-default-<業務ユニット名>の設定部分を抜き出して、リストア先の/etc/cgconfig.confファイルの内容を置き換えます。

例

業務ユニット名「biz1」の場合

group「isas-default-biz1」の設定部分を、以下の太字のstartコメント行からendコメント行まで抜き出します。

 
#Fujitsu-cgroup-isas-default-biz1-start
group isas-default-biz1 {
        perm {
                task {
                        uid = bizuser1;
                        gid = bizgroup1;
                }
                admin {
                        uid = root;
                        gid = root;
                }
        }
        cpu {
                cpu.shares = "500";
        }
        cpuacct {
        }
        memory {
                memory.limit_in_bytes = "2G";
        }
}
#Fujitsu-cgroup-isas-default-biz1-end

OSを再起動して、cgconfig.confファイルへの変更内容を反映します。
手順2で停止した業務ユニットをすべて起動します。
起動方法については、「8.1.2 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。