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Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

13.1 isbizupdate

名前

isbizupdate - 業務ユニットの修正レベルの表示および修正の反映

形式1

isbizupdate bizname

形式2

isbizupdate [-y] -u bizname

機能説明

形式1では、基本製品の修正レベルと、指定された業務ユニットの修正レベルを、標準出力に表示します。

形式2では、基本製品に適用済の修正を、指定された業務ユニットに反映します。

形式2では、基本製品の修正レベルと、指定された業務ユニットの修正レベルを標準出力に表示したあと、業務ユニットを停止したことを確認するプロンプトを表示します。

has <業務ユニット名> been stopped? (y/n)>

プロンプトに対して、y、Y、Yesなどの肯定を示す文字が入力された場合は処理を継続し、それ以外が入力された場合は、0以外の戻り値で処理を中止します。業務ユニットを停止していない場合は処理を中止し、業務ユニットを停止してから本コマンドを再度実行してください。

業務ユニットの停止方法については、「12.1 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。

表示形式

修正レベルは、以下の形式で表示されます。

[Master]
<修正番号> <適用日時> <コンポーネント名> <コンポーネントバージョン>
...
[<業務ユニット名>]
<修正番号> <適用日時> <コンポーネント名> <コンポーネントバージョン>
...

[Master]の下に表示される情報が基本製品の修正レベル、[<業務ユニット名>]の下に表示される情報が指定された業務ユニットの修正レベルです。

<適用日時>は、基本製品に修正が適用された日時で、年4桁・月2桁・日2桁・時間2桁・分2桁・秒2桁の「YYYY/MM/DD hh:mm」の形式です。各項目はブランクで区切られます。

適用または反映されている修正が無い場合は、以下が表示されます。

--- no fixes applied ---

オプション

オプション名

説明

-y

業務ユニットに修正を反映する前に確認プロンプトを表示しません。
-uオプションと同時に指定できます。-uオプションが指定されていない場合、無視されます。

-u

業務ユニットに修正を反映します。

オペランド

オぺランド名

説明

bizname

修正を反映する業務ユニットの業務ユニット名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
0以外: 異常終了

注意事項

使用例

修正レベルを表示する場合

基本製品の修正レベルと、業務ユニット「biz1」の修正レベルを表示します。

# /opt/FJSViscopt/bin/isbizupdate biz1
[Master]
T000000LP-01 2015/05/19 14:00 ISJE6 V11.2.0_RHEL6_X64
[biz1]
--- no fixes applied ---
isbizupdate: INFO: iscopt31001: command executed successfully.
業務ユニットに修正を反映する場合

業務ユニット「biz1」に修正を反映します。

# /opt/FJSViscopt/bin/isbizupdate -u biz1
[Master]
T000000LP-01 2015/05/19 14:00 ISJE6 V11.2.0_RHEL6_X64
[biz1]
--- no fixes applied ---
has biz1 been stopped? (y/n)>y
isbizupdate: INFO: iscopt31001: command executed successfully.

関連項目

18.1 修正の適用・反映18.2 修正の取消しisco makemasterisbizbackout