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Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1 本オプション製品を使用する場合

Red Hat Enterprise Linux 6を使用する場合

Red Hat Enterprise Linux 6を使用して以下を行うときは、全業務ユニットを停止する必要があります。

各業務ユニットで運用している業務システムに影響が少ない運用をするためには、Red Hat Enterprise Linux 7以降を使用することを推奨します。


アプリケーションサーバとWebサーバを個別のサーバで運用していた業務システムらの移行

本オプション製品の業務ユニットは、Java EE 6実行環境、Interstage HTTP Server 2.2、オープンJavaフレームワークで構成されます。

Java EE 6実行環境、Interstage HTTP Server 2.2、オープンJavaフレームワークを異なるサーバで運用している既存の業務システムを移行する場合は、1つの業務ユニットで運用できるように構成と業務アプリケーションの見直しを行ってください。

既存システムからの移行方法については、「10.3 既存システムからの移行」を参照してください。


業務ユニットの資源の格納

各業務ユニットで使用するWebサーバの資源、業務アプリケーションなど業務ユニットで使用する資源は、使用する業務ユニットに割り当てられた業務ユニットのルートディレクトリ配下に格納してください。


IPアドレスの重複

本オプション製品は基本製品と同じサーバに構築し、基本製品も同時に運用することができます。そのため、基本製品が利用するIPアドレスと各業務ユニットが利用するIPアドレスは重複しないように設定してください。

各IPアドレスの設計と設定については、以下を参照してください。

また、他製品のApache HTTP Serverを使用している場合は、以下に注意してください。

他製品のApache HTTP Serverの環境定義ファイルにおいて、ListenディレクティブにIPアドレスが設定されていない場合は、他製品のApache HTTP Serverのポート番号と本オプション製品の各サービスのポート番号が重複する可能性があります。
他製品のApache HTTP Serverが使用するIPアドレスに、本オプション製品で利用するIPアドレスとは異なるIPアドレスを設定してください。設定方法は、他製品のマニュアルを参照してください。


Interstage管理コンソール用Servletサービスで使用するポート番号

Interstage管理コンソール用Servletサービスで使用するポート番号は、業務ユニットで使用しないでください。