概要
DWHサーバのサーバ資源のリストアを行います。
コマンド格納先
/opt/FJSVsymas/bin
呼出し形式
symasrestore.sh [データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリ] [データベースのデータ格納先ディレクトリ]
実行ユーザー
スーパーユーザー
パラメーターの説明
パラメーター | 意味 | 省略時の動作 | 補足事項 |
---|---|---|---|
データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリ | データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 | symasbackupコマンド実行時に指定した“データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリ”を指定してください。 |
データベースのデータ格納先ディレクトリ | データベースのデータ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 | symassetupコマンド実行時に指定した“データベースのデータ格納先ディレクトリ”を指定してください。 |
復帰情報
復帰コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
出力メッセージ
メッセージは、以下のリストアログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。
/var/opt/FJSVsymas/log/symasrestore.log
当社技術員に連絡する場合に採取する情報
コマンドライン
メッセージの内容
リストアログファイル
注意
symasrestoreコマンドは、カラムナテーブルのデータのリストアを行いません。カラムナテーブルのデータをリストアする場合は、symascolumnbkコマンドを実行してバックアップしたデータをsymascolumnresコマンドの実行時に指定してください。symascolumnresコマンドの詳細は、“J.1.19 symascolumnres”を参照してください。
リストアはDWHサーバが停止している状態で実行してください。DWHサーバが起動している状態で実行すると失敗します。
本コマンドを含むすべてのシステムコマンドを実行中にDWHサーバのリストアコマンドを実行しないでください。
すでにアンセットアップ済み、またはセットアップ未実施の場合、DWHサーバのリストアコマンドを実行しないでください。
RHEL7でリストアを行う場合、データ加工サーバ機能はインストールされていないため、データ加工サーバ機能以外のリストア処理を行います。