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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

J.1.7 symasbackup

概要

DWHサーバのサーバ資源のバックアップを行います。

コマンド格納先

/opt/FJSVsymas/bin

呼出し形式

symasbackup.sh [データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリ]

実行ユーザー

スーパーユーザー

パラメーターの説明

パラメーター

意味

省略時の動作

補足事項

データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリ

データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリを指定します。

省略不可

  • ディスク故障を考慮して、以下の格納先とは別のディスク上に配置してください。

    • データベースのデータ格納先ディレクトリ

    • カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ

    • カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス

    • カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス

    • カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス

    • データ加工サーバのデータ管理ディレクトリ

  • 絶対パスで指定してください。

  • パスの長さは、最大64バイトです。

  • 指定可能な文字は、半角英数字(A-Z、a-z、0-9)、'-'、'_'です。

  • ネットワーク上のディレクトリを指定しないでください。

復帰情報

復帰コード

意味

0

正常終了

0以外

異常終了

出力メッセージ

メッセージは、以下のバックアップログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。

/var/opt/FJSVsymas/log/symasbackup.log

当社技術員に連絡する場合に採取する情報

注意

  • symasbackupコマンドは、カラムナテーブルに格納されているデータのバックアップを行いません。カラムナテーブルに格納されているデータをバックアップする場合は、symascolumnbkコマンドを実行してください。
    symascolumnbkコマンドの詳細は、“J.1.18 symascolumnbk”を参照してください。

  • データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリがバックアップデータよりも容量が少ない場合、バックアップは失敗します。

  • バックアップは、DWHサーバが起動している状態で実行してください。停止している状態で実行すると失敗します。

  • データ加工サーバのバックアップデータ格納先ディレクトリが既に存在する場合は、Y/Nをユーザーに尋ねます。Yを指定した場合は配下のオブジェクトを削除してバックアップを実行し、Nを指定した場合はコマンドを中断します。

  • 本コマンドを含むすべてのシステムコマンドを実行中にDWHサーバのバックアップコマンドを実行しないでください。

  • すでにアンセットアップ済み、またはセットアップ未実施の場合、DWHサーバのバックアップコマンドを実行しないでください。

  • バックアップを実行すると、データ加工サーバ機能は停止します。

  • RHEL7でバックアップを行う場合、データ加工サーバ機能はインストールされていないため、データ加工サーバ機能以外のバックアップ処理を行います。