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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

3.9.2 fluentdを利用したデータ連携

fluentdを利用したデータ連携のセットアップ手順を説明します。

3.9.2.1 作業の流れ

以下の手順でセットアップを行います。

手順

作業項目

参照先

データ連携サーバ

データ連携エージェント

1

fluentd動作定義ファイルの編集

3.9.2.2 fluentd動作定義ファイルの編集

2

fluentd動作定義ファイルの編集

3.9.2.2 fluentd動作定義ファイルの編集

3

データ蓄積環境の作成

3.9.2.3 データ蓄積環境の作成

図3.2 データの流れと作業箇所

ポイント

データ連携サーバでは、データ連携サーバ(fluentd)ユーザーで操作してください。

データ連携エージェントでは、データ連携エージェントユーザーで操作してください。

3.9.2.2 fluentd動作定義ファイルの編集

fluentd動作定義ファイルには、データの収集方法や処理方法を設定します。fluentdを利用したデータ連携は、本定義ファイルの設定にしたがって実行されます。

fluentd動作定義ファイルは、データ連携サーバおよびデータ連携エージェントのそれぞれで設定します。

3.9.2.2.1 fluentd動作定義ファイルの記述形式

fluentd動作定義ファイルは以下に格納されています。

データ連携サーバ
/etc/opt/FJSVsymas/fluentd/symas-fluentd.conf
データ連携エージェント
/etc/opt/FJSVsymasfda/fluentd/symas-fluentd.conf

fluentd動作定義ファイルはテキストファイルです。記述形式は以下のとおりです。

# コメント
<source>
  type forward
  ... 
</source>

<match fj.agent1.fluentdlogcategory>
  type symas
  ... 
</match>
表3.2 指定形式

種類

内容

文字コード

UTF-8

改行文字

LF

“#”で始まる行

コメントとして扱います。

sourceタグで囲まれた部分
(<source>から</source>までを指します。)

1つの入力プラグインを表します。データ連携サーバでは、複数の入力プラグインを指定できます。

matchタグで囲まれた部分

(<match fj.agent1.fluentdlogcategory>から</match>までを指します。)

1つの出力プラグインを表します。データ連携エージェントでは、複数の出力プラグインを指定できます。

matchタグの開始タグの属性には、ワイルドカードが指定できます。

以下を1要素とみなし、1要素を指定したいときは*を1つ、複数要素を指定したいときは*を2つ指定してください。

  • 文字列の先頭からピリオド、ピリオドがない場合は文字列の末尾まで

  • ピリオドで囲まれた文字列

  • 最後のピリオドから文字列の末尾まで

例)

<match fj.*.fluentdlogcategory>
<match fj.**>

参考

fluentd動作定義ファイルのサンプル

fluentd動作定義ファイルのサンプルを以下に配置しています。本ファイルをもとに運用に合わせて修正して使用できます。

  • データ連携サーバ

    /etc/opt/FJSVsymas/fluentd/symas-fluentd.conf.sample
  • データ連携エージェント

    /etc/opt/FJSVsymasfda/fluentd/symas-fluentd.conf.sample
3.9.2.2.2 fluentd動作定義ファイルの設定内容

fluentdを利用したデータ連携では、データ連携エージェントで収集したデータをデータ連携サーバに転送します。そのあと、データ連携サーバではデータ連携エージェントから受け取ったデータをODSに格納します。

fluentd動作定義ファイルに入力プラグインと出力プラグインの情報を設定することで、これらの動作を設定します。

fluentd動作定義ファイルには、あらかじめSymfoware Analytics Serverで使用するパラメーターを設定しています。コメントの箇所のパラメーターをカスタマイズしたあと、“#”を削除することで設定を完了できます。

表3.3 プラグインの内容

プラグインの種類

内容

入力プラグイン

データの収集元を示します。

出力プラグイン

データの出力先を示します。

注意

fluentd動作定義ファイルは、データ連携サーバおよびデータ連携エージェントの起動時に有効になります。データ連携サーバおよびデータ連携エージェントの起動中に設定を変更した場合は、データ転送サーバおよびデータ連携エージェントを再起動してください。

データ転送サーバおよびデータ連携エージェントの起動や停止方法については、“J.1.9 symas-fluentd”を参照してください。

データ連携サーバ

データ連携サーバのfluentd動作定義ファイルの初期内容は以下のとおりです。

<source>
  type forward
  port 24224
</source>

#<source>
#  type secure_forward
#  self_hostname server_ip_or_hostname
#  shared_key secret_string
#  secure yes
#  cert_path /path/to/certificate/cert.pem
#  private_key_path /path/to/certificate/key.pem
#  private_key_passphrase passphrase
#  port 24284
#</source>

<source>
  type http
  port 9880
</source>

<match fj.*.fluentdlogcategory>
  type symas
  buffer_path /var/opt/FJSVsymas/fluentd/out_symas_buffer/
  tmpdir /var/opt/FJSVsymas/fluentd/tmpdir
  category fluentdlogcategory
  database postgres
  port 26500
  include_time_key true
  time_key fluentd_time
  include_tag_key true
  tag_key fluentd_tag
</match>

データ連携サーバが受け取ったデータをODSに格納する場合は、以下を設定します。

入力プラグインの場合

fluentd動作定義ファイルの初期内容では、以下の入力プラグインの情報を設定しています。

運用に合わせてカスタマイズしてください。

  • in_forward

    データ連携エージェントとデータ連携サーバ間のデータ転送を実現するための、データ転送待ち受けプラグインです。

  • in_secure_forward

    データ連携エージェントとデータ連携サーバ間のデータ転送をSSL通信で実現するための、データ転送待ち受けプラグインです。

    カスタマイズしたあと、“#”を削除してコメントを解除してください。

  • in_http

    httpプロトコルでデータの転送を待ち受けるプラグインです。以下の形式で送信されたJSON形式データを収集することができます。

    形式)
    json=[JSON形式データ]

    データ転送時のURLには、どこから送信されたログファイルかを識別するためのタグ名を指定します。タグには、収集するデータごとに一意となる値を付加してください。
    データ連携サーバでは、本指定値をmatchタグに組み合わせて指定することで識別します。

    例)
    http://192.0.2.0:9880/fj.agent1.fluentdlogcategory
    表3.4 カスタマイズするパラメーター

    プラグインの種類

    設定するパラメーター

    指定値の説明

    in_forward

    type

    “forward”を指定します。

    port

    ポート番号を24224から変更する場合、待ち受けるポート番号を指定します。

    in_secure_forward

    type

    “secure_forward”を指定します。

    self_hostname

    DWHサーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

    shared_key

    データ連携エージェントとデータ連携サーバ間の共通キーワードを指定します。

    secure

    “yes”を指定します。通常、編集する必要はありません。

    cert_path

    サーバ証明書ファイルのパスを絶対パスで指定します。
    サーバ証明書ファイルには、データ連携サーバユーザーに対する読み込み権限を付与してください。

    private_key_path

    秘密鍵ファイルのパスを絶対パスで指定します。
    秘密鍵ファイルには、データ連携サーバユーザーに対する読み込み権限を付与してください。

    private_key_passphrase

    秘密鍵のパスフレーズを指定します。

    port

    ポート番号を24284から変更する場合、待ち受けるポート番号を指定します。

    in_http

    type

    “http”を指定します。

    port

    ポート番号を9880から変更する場合、待ち受けるポート番号を指定します。

出力プラグインの場合

fluentd動作定義ファイルの初期内容では、以下の出力プラグインの情報を設定しています。

運用に合わせてカスタマイズしてください。

  • out_symas

    Symfoware Analytics Serverのデータ蓄積のODSにCSV形式でデータを格納する出力プラグインです。

    ODSに格納されたCSV形式のデータは、pgxa_ods_categories_columnsシステムカタログにカテゴリ名とカラム名のペアとして記録されます。詳細は、“J.2.4 pgxa_ods_categories_columns”を参照してください。

    カスタマイズしたあと、“#”を削除してコメントを解除してください。

    表3.5 カスタマイズするパラメーター

    プラグインの種類

    設定するパラメーター

    指定値の説明

    out_symas

    type

    “symas”を指定します。

    buffer_path

    バッファのディレクトリを絶対パスで指定します。
    ディレクトリの末尾にはパスセパレータ―を指定してください。
    指定したディレクトリには、データ連携サーバユーザーに対する書き込み権限と実行権限を付与してください。

    tmpdir

    テンポラリディレクトリを絶対パスで指定します。
    指定したディレクトリには、データ連携サーバユーザーに対する書き込み権限と実行権限を付与してください。

    category

    出力先となるデータ蓄積サーバ機能のODSのカテゴリ名を指定します。本パラメーターは必要に応じて指定してください。

    database

    pgxa_ods_categories_columnsの情報追加先データベース名を指定します。存在するデータベース名を指定してください。

    port

    ポート番号を26500から変更する場合、接続するデータベースのポート番号を指定します。本パラメーターは必要に応じて指定してください。

    include_time_key

    本パラメーターの指定値は、変更しないでください。

    time_key

    本パラメーターの指定値は、変更しないでください。

    include_tag_key

    本パラメーターの指定値は、変更しないでください。

    tag_key

    本パラメーターの指定値は、変更しないでください。

また、必要に応じて以下のパラメーターを追加で設定します。

これらのパラメーターの詳細は、“3.9.2.2.3 fluentdの転送に関する注意事項”および“G.2.3 fluentdを利用したデータ連携機能”を参照してください。

表3.6 データ連携サーバで必要に応じて設定するパラメーター

設定するパラメーター

指定値の説明

retry_limit

ODSへの再格納処理の最大回数を指定します。

disable_retry_limit

ODSへの再格納処理の最大回数の上限を設定しない場合、trueを指定します。

max_retry_wait

ODSへの再格納処理の間隔の上限値の秒数を指定します。

buffer_chunk_limit

buffer_pathパラメーターで指定したパスで作成されるバッファの1ファイルのサイズの上限を指定します。

buffer_queue_limit

buffer_pathパラメーターで指定したパスで作成されるバッファのファイル数の上限を指定します。

ポイント

データ連携サーバでは、データ連携エージェントの入力プラグインのtagパラメーターに指定された値をmatchタグに組み合わせて指定することで、データ連携エージェントのどの入力プラグインによるログファイルかを識別できます。

注意

データ連携サーバのfluentd動作定義ファイルのtypeパラメーターには、以下の指定値以外を指定しないでください。

  • 入力プラグイン

    • forward

    • secure_forward

    • http

  • 出力プラグイン

    • symas

参照

データ連携エージェント

データ連携エージェントのfluentd動作定義ファイルの初期内容は以下のとおりです。

<source>
  type tail
#  format csv
#  keys col1,col2,col3
#  path /home/user1/test.csv
#  pos_file /home/user1/test.pos
  read_from_head true
  tag fj.agent1.fluentdlogcategory
</source>

<match fj.**>
  type forward
  buffer_type file
  buffer_path /var/opt/FJSVsymasfda/fluentd/out_forward_buffer/
  port 24224
  <server>
#    name agent1
#    host symfoas_hostname
  </server>
  require_ack_response
</match>

#<match fj.**>
#  type secure_forward
#  buffer_type file
#  buffer_path /var/opt/FJSVsymasfda/fluentd/out_secure_forward_buffer/
#  shared_key secret_string
#  self_hostname self_hostname
#  secure yes
#  enable_strict_verification yes
#  <server>
#    host symfoas_hostname
#    hostlabel symfoas.fqdn
#    port 24284
#  </server>
#</match>

データを収集してデータ連携サーバに転送する場合は、以下を設定します。

入力プラグインの場合

fluentd動作定義ファイルの初期内容では、以下の入力プラグインの情報を設定しています。

運用に合わせてカスタマイズしてください。

  • in_tail

    ファイルを監視して、追加されたレコードを取得するプラグインです。

    カスタマイズしたあと、“#”を削除してコメントを解除してください。

    表3.7 カスタマイズするパラメーター

    プラグインの種類

    設定するパラメーター

    指定値の説明

    in_tail

    type

    “tail”を指定します。

    format

    対象ファイルのフォーマットを指定します。以下が指定可能です。

    • apache2

      Apacheを利用したWEBサーバ上のログデータを取得する場合に指定します。

    • apache_error

      Apacheを利用したWEBサーバ上のエラーログデータを取得する場合に指定します。

    • nginx

      Nginxを利用したWEBサーバ上のログデータを取得する場合に指定します。

    • syslog

      システムログの出力ファイルを取得する場合に指定します。

    • csv

      CSV形式のデータを取得する場合に指定します。

    • tsv

      TSV形式のデータを取得する場合に指定します。

    • ltsv

      LTSV形式のデータを取得する場合に指定します。

    • json

      JSON形式のデータを取得する場合に指定します。

    どのフォーマットにも属さないデータを取得する場合、以下を指定してください。

    • none

      ログデータの1行すべてを1つのカラムとして取得する場合に使用します。

    • multiline

      複数レコードを取得する場合に指定します。20行以内のレコードを取得できます。
      “multiline”を指定した場合は、合わせて以下のパラメーターを指定してください。

      • format_firstline

        複数レコードの最初の行を特定する正規表現を指定します。

        以下の正規表現を使用できます。

        *,[,],^,”,?,+,.,(,),:,-

        \n,\[,\],\:,\/,\.,\-,\(,\)

      • formatN

        Nには、1~20までの数値を指定します。行ごとにフォーマットを指定します。

        各formatNには、以下の形式で指定してください。

        /PATTERN(?<NAME>PATTERN)...PATTERN/

        • NAMEには収集したあとに付加するカラム名を指定します。

        • PATTERNには正規表現を指定します。以下の正規表現を使用できます。

          *,[,],^,”,?,+,.,(,),:,-

          \n,\[,\],\:,\/,\.,\-,\(,\)

        • “...”にはPATTERN(?<NAME>PATTERN)を繰り返し指定できます。

        • 括弧内のPATTERNにマッチするデータを、同一括弧内のNAMEの値として収集します。

    • 正規表現によるフォーマット指定

      CSV形式のデータとして取り込みたいデータのフォーマットを以下の形式で指定します。

      /PATTERN(?<NAME>PATTERN)...PATTERN/

      • NAMEには収集したあとに付加するカラム名を指定します。

      • PATTERNには正規表現を指定します。以下の正規表現を使用できます。

        *,[,],^,”,?,+,.,(,),:,-

        \n,\[,\],\:,\/,\.,\-,\(,\)

      • “...”にはPATTERN(?<NAME>PATTERN)を繰り返し指定できます。

      • 括弧内のPATTERNにマッチするデータを、同一括弧内のNAMEの値として収集します。

    keys

    formatに“csv”または“tsv”を指定した場合、カラム名をカンマ区切りで指定します。

    path

    対象ファイルのパスを指定します。絶対パスで指定してください。
    対象ファイルには、データ連携エージェントユーザーに対する読み込み権限を付与してください。

    pos_file

    対象ファイルを最後に読み込んだファイル位置などの対象ファイルの情報を保存するためのファイルパスを指定します。絶対パスで指定してください。

    • 存在しないファイルパスを指定する場合

      情報を保存するファイルの格納先となるディレクトリには、データ連携エージェントユーザーに対する書き込み権限と実行権限を付与してください。

    • 存在するファイルパスを指定する場合

      情報を保存するファイルには、データ連携エージェントユーザーに対する読み込み権限と書き込み権限を付与してください。

    read_from_head

    ログファイルの先頭から読み込むかどうかを指定します。

    • true

      ファイルの先頭から読み込みます。

    • false

      ファイルの末尾から読み込みます。

    デフォルトでは“true”です。本パラメーターは必要に応じて指定してください。

    tag

    データ連携エージェントのどの入力プラグインによるログファイルかを識別するためのタグ名を指定します。タグには、収集するデータごとに一意となる値を付加してください。

    データ連携サーバでは、本指定値をmatchタグに組み合わせて指定することで識別します。

出力プラグインの場合

fluentd動作定義ファイルの初期内容では、以下の出力プラグインの情報を設定しています。

運用に合わせてカスタマイズしてください。

  • out_forward

    データ連携エージェントとデータ連携サーバ間のデータ転送を実現するための、データ転送プラグインです。

    カスタマイズしたあと、“#”を削除してコメントを解除してください。

  • out_secure_forward

    データ連携エージェントとデータ連携サーバ間のデータ転送をSSL通信で実現するための、データ転送プラグインです。

    カスタマイズしたあと、“#”を削除してコメントを解除してください。また、out_secure_forwardを使用する場合にはout_forward出力プラグインの設定をコメントアウト(行頭に“#”を記載)してください。

    表3.8 カスタマイズするパラメーター

    プラグインの種類

    設定するパラメーター

    指定値の説明

    out_forward

    type

    “forward”を指定します。通常、編集する必要はありません。

    buffer_type

    本パラメーターの指定値は、変更しないでください。

    buffer_path

    バッファのディレクトリを絶対パスで指定します。
    ディレクトリの末尾にはパスセパレータ―を指定してください。
    指定したディレクトリには、データ連携エージェントユーザーに対する書き込み権限と実行権限を付与してください。

    port

    ポート番号を24224から変更する場合、待ち受けるポート番号を指定します。

    name

    エラーメッセージに使用する一意の名前をserverタグ内に指定します。

    host

    Symfoware Analytics ServerのIPアドレスまたはホスト名をserverタグ内に指定します。

    out_secure_forward

    type

    “secure_forward”を指定します。通常、編集する必要はありません。

    buffer_type

    本パラメーターの指定値は、変更しないでください。

    buffer_path

    バッファのディレクトリを絶対パスで指定します。
    ディレクトリの末尾にはパスセパレータ―を指定してください。
    指定したディレクトリには、データ連携エージェントユーザーに対する書き込み権限と実行権限を付与してください。

    shared_key

    データ連携エージェントとデータ連携サーバ間の共通キーワードを指定します。

    self_hostname

    データ連携エージェントのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

    secure

    “yes”を指定します。通常、編集する必要はありません。

    enable_strict_verification

    本パラメーターの指定値は、変更しないでください。

    host

    DWHサーバのIPまたはホスト名をserverタグ内に指定します。

    hostlabel

    DWHサーバのFQDN名を指定してください。

    port

    ポート番号を24284から変更する場合、待ち受けるポート番号をserverタグ内に指定します。

また、必要に応じて以下のパラメーターを追加で設定します。

これらのパラメーターの詳細は、“3.9.2.2.3 fluentdの転送に関する注意事項”および“G.2.3 fluentdを利用したデータ連携機能”を参照してください。

表3.9 データ連携エージェントで必要に応じて設定するパラメーター

設定するパラメーター

指定値の説明

retry_limit

データ連携サーバへの再送処理の最大回数を指定します。

disable_retry_limit

データ連携サーバへの再送処理の最大回数の上限を設定しない場合、trueを指定します。

max_retry_wait

データ連携サーバへの再送処理の間隔の上限値の秒数を指定します。

buffer_chunk_limit

buffer_pathパラメーターで指定したパスで作成されるバッファの1ファイルのサイズの上限を指定します。

buffer_queue_limit

buffer_pathパラメーターで指定したパスで作成されるバッファのファイル数の上限を指定します。

secondaryタグ

<secondary>から</secondary>の間に、以下を指定します。

type

fileを指定します。

path

データ連携サーバへの再送処理が最大回数を超えた場合の、ログの退避先ディレクトリを絶対パスで指定します。ディレクトリの末尾にはパスセパレータ―を指定してください。

format

jsonを指定します。

include_time_key

trueを指定します。

append

trueを指定します。

参照

参考

ODSの複数のカテゴリにデータを蓄積する場合

ODSの複数のカテゴリにデータを蓄積する場合、以下の手順で各fluentd動作定義ファイルを編集します。

  • データ連携サーバ

    1. out_symas出力プラグイン定義の<match fj.*.fluentdlogcategory>から</match>までをコピーして、fluentd動作定義ファイルに追加します。

    2. 新しく追加した出力プラグイン定義のうち、<match fj.*.fluentdlogcategory>の“fluentdlogcategory”の部分を任意のカテゴリ名に変更します。

    3. 新しく追加した出力プラグイン定義の以下のパラメーターを運用に合わせて修正します。

      • buffer_path

      • tmpdir

      • category

      • database

      複数のカテゴリにデータを蓄積するデータ連携サーバの出力プラグインの設定例は、以下のとおりです。

      設定値を修正した部分には、下線で示しています。

      例)
      <match fj.*.fluentdlogcategory>
        type symas
        buffer_path /var/opt/FJSVsymas/fluentd/out_symas_buffer/
        tmpdir /var/opt/FJSVsymas/fluentd/tmpdir
        category fluentdlogcategory
        database postgres
        port 26500
        include_time_key true
        time_key fluentd_time
        include_tag_key true
        tag_key fluentd_tag
      </match>
      
      <match fj.*.newcategory>
        type symas
        buffer_path /var/opt/FJSVsymas/fluentd/out_symas_buffer2/
        tmpdir /var/opt/FJSVsymas/fluentd/tmpdir2
        category newcategory
        database database01
        port 26500
        include_time_key true
        time_key fluentd_time
        include_tag_key true
        tag_key fluentd_tag
      </match>
  • データ連携エージェント

    tail入力プラグインのtagパラメーターを“fj.[エージェント名].[格納したいカテゴリ名]”に変更します。

    カテゴリ名を変更したデータ連携エージェントの入力プラグインの設定例は、以下のとおりです。

    設定値を修正した部分には、下線で示しています。

    例)
    <source>
      type tail
      format csv
      keys col1,col2,col3
      path /home/user1/test.csv
      pos_file /home/user1/test.pos
      tag fj.agent2.newcategory
    </source>
3.9.2.2.3 fluentdの転送に関する注意事項

fluentdの転送に関する注意事項について説明します。

fluentdを利用したデータ連携では、以下の処理に失敗した場合、最大17回の再送処理/再格納処理を行います。

再送処理/再格納処理の設定

再送処理/再格納処理の間隔は、1回目は処理失敗の1秒後、2回目は約2秒後、3回目は約4秒後、というように一回前に実行した再送処理/再格納処理の約2倍の間隔を空けて行います。

再送処理/再格納処理の失敗回数が上限に達すると、そのデータを破棄します。

この設定を変更したい場合、以下を実施してください。

参照

これらのパラメーターに指定する値は、“3.9.2.2.2 fluentd動作定義ファイルの設定内容”の“データ連携サーバで必要に応じて設定するパラメーター”の表および“データ連携エージェントで必要に応じて設定するパラメーター”を参照してください。

3.9.2.3 データ蓄積環境の作成

fluentdを利用したデータ連携で使用するODSのカテゴリを作成します。

fluentdを利用したデータ連携で収集したデータは、タグで指定したカテゴリに格納されます。カテゴリとは、ODS内のデータの管理単位のことです。Symfoware Analytics Serverではfluentdを利用したデータ連携用にfluentdlogcategoryというカテゴリを用意しており、新たにカテゴリを作成することなく複数の収集元から収集したデータを1つのカテゴリに格納できます。これにより、複数のシステムに散在するデータを1箇所に集約できます。
また、カテゴリを作成して管理単位をわけることで、検索・抽出性能を向上させることも可能です。

参照

  • 出力プラグイン“out_symas”について

    データ連携サーバ(fluentd)の出力プラグイン“out_symas”にcategoryパラメーターを設定することで、categoryパラメーターで指定したカテゴリに格納することができます。出力プラグイン“out_symas”の詳細は、“5.2.2.1 out_symas”を参照してください。

  • カテゴリの作成方法について

    カテゴリの作成方法の詳細は、“Interstage Information Storage 運用ガイド”の“カテゴリを定義する”を参照してください。

  • fluentdlogcategoryカテゴリについて

    fluentdlogcategoryカテゴリの各項目の設定内容の詳細は、“表3.11 fluentdlogcategoryカテゴリの設定内容”を参照してください。

fluentdを利用したデータ連携において、ODSのカテゴリに格納された収集データは、後述する蓄積テーブルを作成することで、SQL文によって参照できます。1つのカテゴリは、1つの蓄積テーブルに対応します。

カテゴリを新規作成する場合

カテゴリを新規作成する場合は以下を指定してください。これら以外の項目の指定内容は任意です。

表3.10 指定内容

種類

内容

データ形式

CSV形式

CPMキー

fluentdlogcategoryで設定している以下のパラメーターについては、同様に設定してください。

  • fluentd_id_time

  • fluentd_time

  • fluentd_tag

参照

CPMキーについては、“Interstage Information Storage 解説書”の“CPMキー”を参照してください。

また、CPMキーに指定する各パラメーターの詳細は、“5.2.2.1 out_symas”を参照してください。

初期値となるfluentdlogcategoryカテゴリの各項目の設定内容を以下に示します。

表3.11 fluentdlogcategoryカテゴリの設定内容

カテゴリ情報

カテゴリ名

fluentdlogcategory

データ形式

CSV形式

ロード時の指定

ロード時に指定しない

保存期限

無期限

参照可能期限

無期限

バックアップ要否

バックアップ要

バックアップ同時削除

削除しない

使用開始日時

2015/06/18 00:00

ファイル名の構成要素

プレフィックス

蓄積データファイル

dcl

バックアップ蓄積データファイル

bkupdcl

付与条件情報

登録日時範囲

年~秒

枝番桁数

5

ファイル名構成要素

プレフィックス

登録日時

枝番

格納先情報

蓄積データファイル

パス名

/var/opt/FJSVsymas/ods/fluentdlogcategory/data

バックアップ蓄積データファイル

パス名

/var/opt/FJSVsymas/ods/fluentdlogcategory/bkupdata

CPMキー情報

項目名

fluentd_id_time

要素種類

文字

バイト数

40

文字データの種類

英数記号混在

文字幅

半角

大文字フラグ

大小文字混在

項目名

fluentd_time

要素種類

文字

バイト数

40

文字データの種類

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項目名

fluentd_tag

要素種類

文字

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40

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