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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

16.1.3 rmfoupdcat(リカバリ・カタログ更新コマンド)

機能説明

リカバリ・カタログを更新します。

参照

リカバリ・カタログの更新機能については、「7.4.7 リカバリ・カタログの更新」を参照してください。


実行方法

rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。


コマンド形式

installdir/bin/rmfoupdcat confname<Enter>

installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名


オペランド
confname

処理対象の環境設定名を指定します。


終了ステータス

コマンド復帰値

ステータス

0

正常終了

1

異常終了

2

正常終了(警告あり)(高)

3

正常終了(警告あり)(低)


実行例

環境設定名「ora11g_online」で運用環境を設定したデータベースに対して、リカバリ・カタログ・データベース内のリカバリ・カタログを更新します。

# /opt/FJSVrmfo/bin/rmfoupdcat ora11g_online<Enter>


注意

  • リカバリ・カタログの更新を行うと、過去に取得済みのバックアップ情報がすべて削除されます。リカバリ・カタログの更新を行う前に、必ず、オンラインバックアップの初期化を行って、バックアップファイルを削除してください。オンラインバックアップの初期化については、「16.1.10 rmfoinitbackup(オンラインバックアップ初期化コマンド)」を参照してください。

  • リカバリ・カタログ・データベース定義ファイルの設定を変更したい場合、または、リカバリ・カタログ・データベースを再作成したい場合は、リカバリ・カタログの更新ではなく、リカバリ・カタログ・データベースの削除を行った後、再度、リカバリ・カタログ・データベースを作成してください。リカバリ・カタログ・データベースの削除については、「16.1.4 rmfodelcat(リカバリ・カタログ・データベース削除コマンド)」を参照してください。リカバリ・カタログ・データベースの作成については、「16.1.2 rmfocrtcat(リカバリ・カタログ・データベース作成コマンド)」を参照してください。

  • コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。

  • コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「第17章 メッセージ」を参照してください。