リカバリ・カタログの更新では、リカバリ・カタログ・データベース内のリカバリ・カタログを再作成します。
コマンドを使用して、リカバリ・カタログの更新を実行する手順を説明します。
注意
「7.1 オンライン運用環境設定の流れ」を参照して、事前に行うべき作業がすべて完了していることを確認してください。
リカバリ・カタログの更新を行うと、それまでに取得したオンラインバックアップ資源がすべて無効になります。そのため、リカバリ・カタログの更新前または更新後に、オンラインバックアップ初期化を行ってください。
オンラインバックアップの初期化の詳細については、「9.4.4 【CUI操作】オンラインバックアップ初期化機能」を参照してください。
ポイント
リカバリ・カタログの更新では、リカバリ・カタログ・データベースに関する環境設定情報を変更することはできません。リカバリ・カタログ・データベースに関する環境設定情報を変更する場合は、リカバリ・カタログ・データベースを削除後、再度、作成してください。
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
リカバリ・カタログ更新コマンドを実行します
以下のコマンドを実行してください。
リカバリ・カタログが更新されます。
# installdir/bin/rmfoupdcat confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第16章 コマンド」を参照してください。処理終了メッセージについては、「第17章 メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。