オンライン復旧系の機能実行時にRESETLOGSを実行する場合があります。RESETLOGSを実行すると、REDOログがリセットされ、オンライン復旧前に取得したバックアップがすべて無効になります。
RESETLOGSの実行後に必要な操作
RESETLOGSの実行を伴うオンライン復旧を実施した場合は、オンラインバックアップ初期化機能を使用して不要なバックアップ資源を削除した後、すぐにオンラインバックアップ機能でオンラインバックアップを取得してください。
RESETLOGS前に出力されたアーカイブログは、オンラインアーカイブログ削除機能では削除できないため、手動で削除してください。
Oracle DatabaseのPSR11.2.0.2以前を使用している場合、Flashback Transaction併用時は、オンライン復旧後に、利用者が手動で制御ファイルの再作成を行う必要があります。操作の流れについては、「4.4.6 Flashback環境」を参照してください。
RESETLOGSを実行する機能
RESETLOGSを実行する機能は、以下のとおりです。
オンラインリカバリー機能では、ターゲットデータベースの破損状態により、RESETLOGSを実行します。
オンラインリストア機能では、必ずRESETLOGSを実行します。
オンラインカスタムリカバリー機能では、DBチェックで確認した破損状況に関係なく、利用者が指定した場合に実行します。
RESETLOGSの実行有無の通知
RESETLOGSの実行有無については、オンラインリカバリー機能、オンラインリストア機能、オンラインカスタムリカバリー機能の、各機能中のリカバリー処理の前後で通知します。
リカバリー処理前
リカバリー計画で通知します。
リカバリー処理後
CUI操作時:標準出力、実行ログ
GUI操作時:画面出力、実行ログ