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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

8.1.9 【クラスタ構成】画面からオフライン運用環境設定を削除する

クラスタ構成の環境で、画面から本製品の機能を実行して、オフライン運用環境設定を削除する手順について説明します。

注意

RAC構成でバックアップ方法にACMレプリケーション機能を使用する場合は、複数ノード運用ができないため、シングル構成の場合を参照してください。


図8.9 【クラスタ構成】画面からのオフライン運用環境設定削除


  1. 【RMfO機能】オフラインノード情報削除すべてのリモートノード

    <HA構成の場合>

    以下の手順で、1ノードずつ、オフラインノード情報削除を行います。ノード情報セットアップ済みのすべてのリモートノードで実施してください。

    1. クラスタディスクの切りかえ

      オフラインノード情報削除を実行するノードで、RMfO管理領域のクラスタディスクをオンラインにします。

    2. オフラインノード情報削除の実行

      オフライン環境設定画面を使用して、リモートノードでオフラインノード情報削除を行います。詳細については、「8.3.7 オフラインノード情報削除」を参照してください。

    すべてのリモートノードでオフラインノード情報削除を実行したら、RMfO管理領域のクラスタディスクを、プライマリノードでオンラインにしてください。

    <RAC構成の場合>

    RAC構成で、複数ノード運用を行っている場合、以下の手順で、1ノードずつ、オフラインノード情報削除を行います。本製品の運用を行っているすべてのリモートノードで実施してください。

    1. RMfO管理領域の同期

      プライマリノードのRMfO管理領域を、リモートノードの領域にコピー(同期)します。同期方法は「5.3 運用の実行ノード」の「5.3.3 RAC構成の場合」を参照してください。

    2. オフラインノード情報削除の実行

      オフライン環境設定画面を使用して、リモートノードでオフラインノード情報削除を行います。詳細については、「8.3.7 オフラインノード情報削除」を参照してください。

    3. RMfO管理領域の再同期

      オフラインノード情報削除を行ったノードのRMfO管理領域を、他のクラスタノード(プライマリノード含む)のRMfO管理領域にコピー(同期)します。

  2. 【RMfO機能】オフラインバックアップ初期化プライマリノード)

    オフラインバックアップ取得済みの場合は、オフラインバックアップ初期化コマンドを使用して、オフラインバックアップの初期化を行います。
    詳細については、「10.3.3 【CUI操作】オフラインバックアップ初期化機能」を参照してください。

  3. 【RMfO機能】オフライン環境設定情報の削除(プライマリノード)

    オフライン環境設定画面を使用して、オフライン環境設定情報の削除を行います。
    詳細については、「8.3.5 オフライン環境設定情報の削除」を参照してください。

  4. 不要ファイルの削除(すべてのクラスタノード)

    • 実行ログファイルの削除

      実行ログファイルが不要な場合は、すべてのノードで、オフライン運用の実行ログファイルを削除してください。
      実行ログファイルについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。

    • SWSTGNODE設定ファイルの削除

      SWSTGNODE設定ファイルが不要な場合は、すべてのクラスタノードで、SWSTGNODE設定ファイルと、SWSTGNODE設定ファイルを格納している環境設定名のディレクトリを削除してください。
      SWSTGNODE設定ファイルについては、「8.2.9 SWSTGNODE設定ファイルの設定」を参照してください。

  5. 運用環境設定のバックアップを取得(すべてのクラスタノード)

    削除した運用環境設定の他に有効な運用環境が存在する場合は、オフライン運用環境設定のバックアップを取得してください。
    オフライン運用環境設定のバックアップ方法については、「8.5.1 オフライン運用環境設定のバックアップ」を参照してください。