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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

9.3.1 共用ディスク装置の追加

共用ディスク装置を追加する場合は、以下の手順で、追加した共用ディスク装置に関連するクラスタアプリケーションを変更する必要があります。

図9.1 共用ディスク装置の追加手順

参考

「4. クラスタアプリケーションの変更」には、RMSの停止が必要です。

ただし、以下のすべての条件を満たす場合は、「4. クラスタアプリケーションの変更」が不要になるため、RMSを停止する必要はありません。

  • 追加した共用ディスク装置をGDSの既存のクラスに登録する。

  • 追加した共用ディスク装置をFsystemリソースとして使用しない。

  1. 共用ディスク装置の追加

    10.2 保守作業の流れ”に従い、当社技術員(CE)に共用ディスク装置の追加を依頼してください。

  2. 共用ディスク装置のリソースの追加

    追加した共用ディスク装置に対応するリソースを登録します。

    参照

    リソースの登録については、“5.1.3.2 自動構成”を参照してください。

  3. Gdsリソースの追加

    GDS (Global Disk Services) を使用する場合には、GDSの設定を行い、Gdsリソースを作成します。

    追加した共用ディスク装置をGDSの既存のクラスに登録する場合、Gdsリソースの設定は不要です。

    参照

    GDSの設定およびGdsリソースの作成については、“6.3.2 GDSの構成設定”、“6.7.1.3 Gdsリソースの作成”を参照してください。

  4. クラスタアプリケーションの変更

    追加した共用ディスク装置に関連する、以下のリソースをクラスタアプリケーションに追加します。

    • Fsystemリソース

    • Gdsリソース

    参照

    追加手順は、“8.1.1 クラスタアプリケーションの構成変更”を参照してください。

  5. RMSの起動

    RMSが停止している場合は、“7.2.1.1 RMSを起動する”を参照して、全ノードのRMSを起動します。