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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

10.2 保守作業の流れ

部品の交換修理等の作業は当社技術員(CE)が行います。以下に保守作業の流れを示します。

●被疑箇所の特定

異常を検出したあと、CRMメインウィンドウやRMSメインウィンドウによって、被疑箇所を特定します。被疑箇所の特定方法は、“7.4.1.1 異常発生時の異常検出と原因の特定”を参照してください。

停止保守の場合

  1. PRIMECLUSTER システムの管理者の操作により、動作中のPRIMECLUSTERシステムを停止します。

  2. 当社技術員(CE)に引き渡します。

  3. 当社技術員(CE)は、被疑装置の保守作業(修理、交換等)を行います。テストプログラム等により正常に動作することを確認します。

  4. 当社技術員(CE)の保守作業が完了したら、該当装置の確認を行った後、PRIMECLUSTER システムを起動します。

業務活性保守の場合

  1. PRIMECLUSTER システムの管理者が、対象装置を含むノードを運用から切り離して停止し、当社技術員(CE)に引き渡します。

    運用からの切離し方法については、“10.2.1 運用からの切離し方法”を参照してください。

  2. 当社技術員(CE)は、対象装置を確認し、被疑装置の保守作業(修理、交換等)を行います。テストプログラム等により正常に動作することを確認します。

  3. 当社技術員(CE)の保守作業が完了したら、該当装置の確認を行った後、ノードを起動し運用への組込みを行います。

    運用への組込み方法については、“10.2.2 運用への組込み方法”を参照してください。