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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

10.1 保守の種類

PRIMECLUSTER システムを保守する場合、業務を停止させて行うかどうかにより、以下のように分類されます。

停止保守

クラスタシステム全体を停止して保守を行うこと。

活性保守

業務を稼働させたまま、かつ、クラスタアプリケーションの状態遷移(切替え・縮退)を発生させずに、保守を行うこと。
活性保守は主にディスクアレイ装置のディスク交換作業で実施されます。
また、SPARC Enterprise Mシリーズ の PCI Hot Plug 機能を利用した方法もあります。

業務活性保守

業務を稼働させたまま、クラスタアプリケーションの状態遷移(切替え・縮退)により、保守対象のノードをクラスタから切り離した状態で保守を行うこと。

上記のうち、どの保守方法を行うことができるかは、故障個所、故障内容により異なりますので、当社技術員(SE)と検討の上決定してください。