ウィンドウを移動またはサイズの変更を行います。移動先またはサイズはピクセル単位で指定します。
PSINT PSFUNCTION ps_move_window(
PSFILE psfile,
PSUSHORT mode,
PSPPOINT pPoint,
PSPSIZE pSize);
psfile | : | オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。 | ||
mode | : | 処理を指定します。値とその意味は以下のとおりです。論理和により両方指定できます。 | ||
PS_MW_MOVE | : | pPointの位置にウィンドウを移動します。 | ||
PS_MW_SIZE | : | pSizeにウィンドウのサイズを変更します。 | ||
pPoint | : | ウィンドウの移動先を指定した座標構造体へのポインタを指定します。 | ||
pSize | : | サイズ変更後のウィンドウのサイズを指定したサイズ構造体へのポインタを指定します。 |
画面をオープンした後に、表示する画面のサイズを100×400ピクセルにして、表示する画面の位置を、物理画面の左上を起点として(250,250)ピクセルの座標に表示します。
PSFILE psfile; SAMPLE samp; PSSIZE Size; PSPOINT Point; PSUSHORT Error; psfile = ps_open("DSPFILE", PS_OPEN_DSP, &Error, 0); ps_set_formatsize(psfile, "SAMPLE", s_SAMPLE); Size.sx = 100; Size.sy = 400; Point.x = 250; Point.y = 250; ps_move_window(psfile, PS_MW_MOVE|PS_MW_SIZE, &Point, &Size); ~ レコードデータ領域 samp へのデータ設定 ~ ps_write(psfile, PS_WRITE_NORMAL, "SCREEN", &samp, 0); ~ ps_close(psfile, &Error);
正常終了時には0が返されます。エラー発生時には1または2が返されます。psfileの指定に誤りがある場合には2が、それ以外のエラーの場合には1が返されます。1が返された場合には通知コードの獲得で通知コードを獲得してエラー原因を識別できます。
処理中にオペレータがタスクリストからの終了を選択すると-1が返されます。
タスクリストからの終了を通知したら、利用者プログラムは必ず実行を終了してください。
最大化したウィンドウに対して、移動およびサイズ変更を行った場合には、復元時に指定した位置およびサイズで表示されます。
一時消去中のウィンドウの移動およびサイズ変更を行うと、アクティブ化時に指定した位置およびサイズで表示されます。