ウィンドウを移動またはサイズの変更を行います。移動先またはサイズは行/桁単位で指定します。
PSINT PSFUNCTION ps_move_window_lc (
PSFILE psfile,
PSUSHORT mode,
PSPLCPOINT pPoint,
PSPLCSIZE pSize);
psfile | : | オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。 | ||
mode | : | 処理を指定します。指定値を次に示します。論理和により両方指定することもできます。値とその意味は以下のとおりです。 | ||
PS_MW_MOVE | : | pPointの位置にウィンドウを移動します。 | ||
PS_MW_SIZE | : | pSizeにウィンドウのサイズを変更します。 | ||
pPoint | : | ウィンドウの移動先を指定した行/桁座標構造体へのポインタを指定します。 | ||
pSize | : | サイズ変更後のウィンドウのサイズを指定した行/桁サイズ構造体へのポインタを指定します。 |
画面をオープンしたあとに、表示する画面のサイズを20桁×40行にして、表示する画面の位置を、物理画面の左上を起点として(10桁、10行)の座標に表示します。
PSFILE psfile; SAMPLE samp; PSLCSIZE Size; PSLCPOINT Point; PSUSHORT Error; psfile = ps_open("DSPFILE", PS_OPEN_DSP, &Error, 0); ps_set_formatsize(psfile, "SAMPLE", s_SAMPLE); Size.scolumn = 20; Size.sline = 40; Point.column = 10; Point.line = 10; ps_move_window_lc(psfile, PS_MW_MOVE|PS_MW_SIZE, &Point, &Size); ~ レコードデータ領域 samp へのデータ設定 ~ ps_write(psfile, PS_WRITE_NORMAL, "SCREEN", &samp, 0); ~ ps_close(psfile, &Error);
正常終了時には0が返されます。エラー発生時には1または2が返されます。psfileの指定に誤りがある場合には2が、それ以外のエラーの場合には1が返されます。1が返された場合には通知コードの獲得で通知コードを獲得してエラー原因を識別できます。
最大化したウィンドウに対して、移動およびサイズ変更を行った場合には、復元時に指定した位置およびサイズで表示されます。
一時消去中のウィンドウの移動およびサイズ変更を行うと、アクティブ時に指定した位置およびサイズで表示されます。