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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.5.4 ウィンドウの操作

【提供インタフェース】

  

【機能説明】

  各種ウィンドウの操作を行います。

[形式]

PSINT PSFUNCTION ps_handle_window(
    PSFILE psfile,
    PSUSHORT mode,
    PSPVOID pExtension);

[パラメタ]

psfile

:

オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。

mode

:

操作の種類を指定します。値とその意味は以下のとおりです。

PS_HW_MAXIMIZE

:

最大表示化

PS_HW_MINIMIZE

:

アイコン化

PS_HW_RESTORE

:

復元

PS_HW_ACTIVE

:

アクティブ化

PS_HW_HIDE

:

一時消去

pExtension

:

リザーブです。必ず0を指定します。

[使用例]

2つの画面 DISPA、DISPBをオープンしたあとに、DISPAをアクティブ状態にします。

PSFILE psfile1, psfile2;
DISPA dsp1;
DISPB dsp2;
PSUSHORT Error1;
PSUSHORT Error2;
psfile1 = ps_open("DSPA", PS_OPEN_DSP, &Error1, 0);
psfile2 = ps_open("DSPB", PS_OPEN_DSP, &Error2, 0);
ps_set_formatsize(psfile1, "DISPA", s_DISPA);
ps_set_formatsize(psfile2, "DISPB", s_DISPB);
~ レコードデータ領域 dsp1 、dsp2 へのデータ設定 ~
ps_write(psfile1, PS_WRITE_NORMAL, "SCREEN", &dsp1, 0);
ps_write(psfile2, PS_WRITE_NORMAL, "SCREEN", &dsp2, 0);
ps_handle_window(psfile1, PS_HW_ACTIVE, 0);
~
[診断]

  正常終了時には0が返されます。エラー発生時には1または2が返されます。psfileの指定に誤りがある場合には2が、それ以外のエラーの場合には1が返されます。1が返された場合には通知コードの獲得通知コードを獲得してエラー原因を識別できます。

[形式]

PROCESSING MODE句とUNIT CONTROL句に指定する。

[パラメタ]

PROCESSING MODE句

:

"CT"を指定します。

UNIT CONTROL句

:

操作の種類を指定します。

#WINZM

:

最大表示化

#WINIC

:

アイコン化

#WINUZ

:

復元

#WINAC

:

アクティブ化

#WINHD

:

一時消去

[使用例]

画面への入力前にウィンドウをアクティブ化します。

MOVE "CT" TO DSP-MODE.
MOVE "#WINAC" TO DSP-CONTROL.
WRITE SAMP.
MOVE "SAMP" TO DSP-FORMAT.
MOVE "@ALLF" TO DSP-GROUP.
MOVE "  " TO DSP-MODE.
READ ディスプレイファイル.
[診断]

  FILE STATUS句に通知コードが格納されます。

注意事項

  最前面のウィンドウを一時消去した場合、残りのウィンドウの中で最前面にあるウィンドウがアクティブウィンドウになります。