MeFtは、ウィンドウ情報ファイルにDDEATTN(DDE連携アテンション) の指定がある場合にDDE連携を行います。利用者プログラムは特に意識する必要はありません。
DDE連携アテンションに設定する内容は次のとおりです。
DDEサーバの実行ファイル名は複数指定することができ、1つのDDEサーバ名に組み合わせて1つのサーバ起動時期と複数の論理アテションを指定できます。
複数のDDEサーバの実行ファイル名で同一の論理アテンションを指定した場合は、MeFtが最初に処理したDDEサーバの実行ファイル名と論理アテンションの組み合わせが有効となります。
DDEサーバ実行ファイル名
DDEサーバの実行ファイル名は、MeFtがDDE連携を行うプログラムの実行ファイル名をフォルダパスを含む文字列で指定します。実行ファイルの拡張子(.exe)は省略できます。フォルダパスを付加しないで実行ファイルを指定する場合は、カレントフォルダに格納しておく必要があります。
論理アテンション
論理アテンションを4バイトの文字列で指定します。定義体に定義した論理アテンションが本指定の論理アテンションと同じである場合に有効となります。
入力操作の結果発生した論理アテンションが本指定と同じときは入力完了要因とはならず、DDE連携の開始となります。
1つのDDEサーバ名に対して複数個の論理アテンションを指定できます。
サーバ起動モード
DDEサーバを起動していないときに、MeFtがDDEサーバを起動する時期を指定します。
MeFtは、以下の指定にしたがい、DDEサーバを起動します。
オープン依頼時
DDE連携の開始要因の論理アテンション発生時
サーバトピック名
1つのDDEサーバ名に対して1つのサーバ起動モードを指定できます。
なお、MeFtは起動したDDEサーバを終了させることはありません。DDEサーバを終了するには、オペレータがDDEサーバをクローズするか、あるいはDDEサーバ自身が処理終了後独自にクローズするように作成する必要があります。
MeFtは‘オープン依頼時'に起動するモードであっても、DDE連携開始要因の論理アテンション発生時に対象のDDEサーバを起動していなければ、その時点でDDEサーバを再起動して処理を行います。このため、オープン後なんらかの要因でDDEサーバが終了していても、DDE連携開始時には再起動し、DDE連携を行えます。
サーバトピック名は、通信確立時にDDEサーバの対話モードを決定するための文字列です。サーバの仕様をよく調べて必ず設定してください。