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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

4.23.1 DDE連携の概要

  DDE連携は、DDEサーバとDDEクライアントの間で行われます。MeFtは、DDEクライアントとしてDDEサーバと、アプリケーションインタフェースを意識することなくデータ交換できます。

  DDE連携のおおまかな流れは次のとおりです。

  1. DDEを行う入力画面がオープンされる。

  2. 入力画面で、ユーザの操作によってDDE連携開始の論理アテンションが発生すると、MeFtから入力画面のレコードデータなどをDDEサーバに送信する。

  3. データを受け取ったDDEサーバは、処理終了後、終了をMeFtに通知し、結果をレコードデータに格納してMeFtに送信する。

  4. MeFtは、DDEサーバから受け取ったレコードデータを画面に表示する。

  5. 通信を終了する。

  MeFtのDDE通信は上のように、画面のレコードデータをやり取りされること、互いにレコードデータの送受信を1回やりおえると通信を終了することが特徴です。また、MeFtは1つのDDEサーバと単一の対話をします。

  MeFtと通信するDDEサーバは、あらかじめ、MeFtとデータ交換するプロトコルを特定したプログラムです。