英数字日本語混在項目は設定によって扱いが異なります。帳票定義体のプロパティで「混在項目データ領域長2バイトあり」をOFFに指定すると、以下のキーワードに「データ長を付加しない」を指定したものと同じ動作になります。
項目の先頭2バイトには、有効とするデータの長さをバイナリで設定します。出力処理では、その長さを利用者プログラムで設定する必要があり、入力処理では有効データ長が通知されます。出力の際に、有効データ長が項目表示領域または項目印刷領域を超える場合は、項目表示領域または項目印刷領域全体が空白で出力されます。
COBOLで有効データ長を指定するときは、必ず4桁の2進数COMP-5で指定します。
図にレコードデータ形式の構造を示します。
レコードの先頭から検索して最後に検出された空白またはNULL以外のデータまでが有効データとして、出力されます。
項目に出力可能な文字数以上のデータを指定した場合は、エラーの扱いとなり空白データが表示されます。
レコードの先頭から入力データがレコードに格納され、残りのレコードには半角の空白が埋め込まれます。