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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.2 MeFtの使い方

MeFtを使うためには以下の作業を行います。

  1. 画面/帳票レイアウトの設計

    Windows版FORMを使用して画面帳票定義体、帳票定義体、およびオーバレイパターンを作成します。

    Windows版FORM は、FORM とPowerFORMの2つのツールで構成されており、画面と対話しながら画面帳票定義体(拡張子がsmd)、帳票定義体(拡張子がpmd またはpxd)を作成、更新するツールです。以降の説明では、FORM で作成した定義体を画面帳票定義体、PowerFORM で作成した定義体を帳票定義体と称します。

    エンコードUTF-32形式のCOBOLプログラムの場合、UTF-32用に変換した帳票定義体(拡張子がpmuまたはsmu)を使用します。以降の説明で特に注意がない限り、pmd、smdに関する説明はpmu、smuにも該当します。

    オーバレイパターンは、画面帳票定義体とKOL5 形式、帳票定義体とKOL6 形式の組合せで使用します。

  2. ウィンドウ情報ファイル/プリンタ情報ファイルの作成

    ウィンドウ情報ファイルは、ウィンドウの体裁などを定義しておくものです。
    プリンタ情報ファイルは、帳票の出力方法などを定義しておくものです。
    ウィンドウ情報ファイルおよびプリンタ情報ファイルは、テキストエディタで作成します。プリンタ情報ファイルは、プリンタ情報ファイル編集ツールを使用して、対話形式で作成することもできます。

  3. 利用者プログラムの作成

    利用者プログラムは、COBOL言語、C言語、またはVisual Basic®で作成します。

  4. 利用者プログラムの実行

    上記の準備を行ったあとで利用者プログラムを実行します。

    MeFtの機能を利用した画面の入出力制御や帳票出力を行う際に、画面や帳票に対して利用者プログラムでMeFtの提供している以外のインタフェース(例えばWin32APIなど)を利用して独自に制御を行った場合の動作は保証しません。