MeFtでは、Windowsシステムでサポートしているディスプレイ装置またはプリンタ装置を使用することができます。動作オペレーティングシステムについては、ソフトウェア説明書に記載しております。
注意
異なるプリンタ装置または異なるWindowsシステムで出力した場合に、MeFtは同一の出力結果を保証しません。フォントの違いから字形が異なったり文字位置ずれや文字欠けなどの結果や、罫線のパターンの違いや、印字禁止域/可能域の差から印字位置のずれやページに収まる行桁数が変わる(行桁欠け)などの結果となる場合があります。
プリンタドライバは、プリンタ装置を提供している各社から障害修正等により新しいプリンタドライバが提供されていることがありますので、最新のプリンタドライバを使用することをお奨めします。
MeFtは、日本語環境では「地域」の設定を必ず「日本語」のままでご利用ください。コントロールパネルの「地域」の設定を「日本語」以外に変更すると動作は保証されません。
ネットワークプリンタなどネットワーク上の資源を指定した場合は、システム上では複数の手段によって名前解決(*1)という処理が行われます。そのため、DNSサーバやWINSサーバが使用できない状態の場合、それぞれタイムアウトになるまで待ち合わせるために処理に時間がかかります。運用環境で名前解決が問題なく行われることを確認してください。ネットワークの設定はそれぞれ違うため、詳細はネットワーク管理者にお問い合わせください。
*1:TCP/IPでの名前からIPアドレスを求める処理または、NetBIOS名からIPアドレスを求める処理。
プリンタ装置に出力した場合、ログオンユーザでは正しく出力されるが、サービス配下の利用者プログラムでは、正しく出力されないことがあります。プリンタの設定はユーザ毎に異なり、サービス配下ではログオンユーザと異なるアカウントで動作するため、すべてのユーザの既定値であるプリンタドライバの「標準の設定(プリンタのプロパティ→詳細設定→標準の設定)」の値を確認してください。
帳票出力において、使用するフォントの種別によっては、文字幅が狭く出力される場合があります。
例)一部のPostScript Type1形式のOpenTypeフォント(拡張子:otf)を使用して、英数字を出力した場合。
このような場合は、実際に印刷を行い、期待する幅で出力できるフォントかどうかを確認してから使用してください。