ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

2.7.2 デバッグの開始

NetCOBOL Studioでのデバッグは、デバッグパースペクティブで行います。デバッグパースペクティブはデバッグに適したビューで構成されています。

デバッグパースペクティブは、以下の操作で表示します。

  1. [実行]メニューから、[デバッグ(G)] > [COBOLアプリケーション]を選択します。

  2. [パースペクティブ切り替えの確認]ダイアログボックスが表示された場合、[はい]ボタンをクリックします。

  3. 「COBOLパースペクティブ」から「デバッグパースペクティブ」に切り替わります。

    各ビューの概要を説明します。

    • 「デバッグ」ビュー

      プロジェクト名、実行中のプログラム名などがツリー表示され、プログラムの実行状態や呼び出し経路などを確認することができます。

    • 「ブレークポイント」ビュー

      プロジェクトで設定したブレークポイントを表示します。

    • 「ウォッチ」ビュー

      ウォッチ対象のデータ項目を表示します。データ項目が保持する値などを確認することができます。

    • 「アウトライン」ビュー

      エディタに表示されているCOBOLソースの構造(PROGRAM-IDや環境部、データ部など)を表示します。

    • 「タスク」ビュー

      後で検討する項目などをタスクとして記録しておきたい場合に使用します。

    • 「コンソール」ビュー

      コンソール出力結果を表示します。

参考

「デバッグパースペクティブ」から「COBOLパースペクティブ」へ切り替えるには、以下の方法があります。

  • 右上の[]ボタンをクリックして、[パースペクティブを開く]ダイアログボックスから「COBOL(デフォルト)」を選択します。

  • 「COBOLパースペクティブ」を閉じていない場合、ショートカットバーの[COBOL]アイコンをクリックしてパースペクティブを切り替えます(ショートカットバーに[COBOL]アイコンが表示されていない場合は、右上端の[] ボタンをクリックするか、ショートカットバーの表示域を広げると[COBOL]アイコンが表示されます)。