HA クラスタのセットアップ手順を以下に示します。
HA クラスタのセットアップの流れを以下に示します。
マスタサーバを二重化構成とする場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順で交互にセットアップを行う必要があります。
注意
HA クラスタセットアップ1および2に失敗した場合は、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして、または、必要に応じてセットアップログ(/var/opt/FJSVbdpp/log/bdpp_setup.log)を参照して、失敗した原因を取り除き、再度 HA クラスタセットアップを実施してください。
HA クラスタのセットアップ1 を実施します。
マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順で実施します。
クラスタインタコネクトの設定および活性化します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX ファイルの編集
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX ファイルの ONBOOT を以下のように編集します。
ONBOOT=yes
注意
ethX は、クラスタインタコネクトで使用するネットワークインターフェースです。
X は数字を指定します。
クラスタインタコネクトの確認
以下のコマンドにてインタコネクト用インターフェースの状態を確認します。
# ifconfig {該当インターフェース} <Enter>
上記コマンド出力結果から、該当するインターフェースの状態が、"UP" になっていなければ以下のコマンドを実行して、"UP" となることを確認します。
# ifconfig {該当インターフェース} up <Enter>
cluster_setup を実行します。
# /opt/FJSVbdpp/setup/cluster_setup <Enter>
続いて、HA クラスタのセットアップ2 を実施します。
マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順で実施します。
cluster_setup2 を実行します。
# /opt/FJSVbdpp/setup/cluster_setup2 <Enter>
HA クラスタのセットアップ完了後、システムを再起動します。
マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順で実施します。
# shutdown -r now <Enter>