変更内容
Oracle状態監視の一部の監視項目において、Oracleのディクショナリ情報を直接参照していた処理を、一時表を作成し、そこにディクショナリ情報をコピーして参照する処理に変更しました。
監視対象のOracleデータベースごとにOracle資源が必要となる場合があります。
対象となる監視項目は“導入ガイド”の“G.6 Oracle状態監視機能におけるOracleデータベースの資源見積りについて”を参照してください。
非互換
以下のケースでは、Oracleアクセス時にエラーが発生する場合があります。
また、Oracle状態監視においてもエラーメッセージが出力される場合があります。
適切な大きさの一時表領域が確保されていない場合
監視対象のOracleが手動UNDO管理で、適切な大きさのロールバックセグメントが確保されていない場合
監視対象のOracleがアーカイブログ運用で、適切な大きさのアーカイブ領域が確保されていない場合
出力されるエラーメッセージは以下のメッセージです。
FOR-00447 StatMonitor はスクリプトの実行に失敗しました。 |
対処方法
Systemwalker for Oracleで使用する以下の領域を確保してください。
一時表領域
ロールバックセグメント(監視対象のOracleが手動UNDO管理の場合)
アーカイブ領域(監視対象のOracleがアーカイブログ運用の場合)
参照
ロールバックセグメントおよびアーカイブログファイルの見積もりについては、“導入ガイド”の“G.6.1 領域の見積りについて”を参照してください。