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Systemwalker for Oracle マネージャクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.2.3 共有ディスクリソースの作成と登録[運用系/待機系のいずれかのノードでの操作]

Systemwalker for Oracle専用の共有ディスクリソースを作成し、データサービスに登録します。

共有ディスクリソースの作成とデータサービスへの登録はクラスタシステムのscrgadmコマンドを使用します。

なお、Systemwalker Centric Managerの共有ディスクを共用する場合は、共有ディスクリソースの作成は不要です。

# /usr/cluster/bin/scrgadm -a -j <Systemwalker for Oracleの共有ディスクリソース名> \

-g <リソースグループ名> \

-t SUNW.HAStoragePlus -x GlobalDevicePaths=<共有ディスクのデバイスグループ> <ENTER>

Systemwalker for Oracleの共有ディスクリソース名

リソースグループに登録するSystemwalker for Oracleの共有ディスクリソース名を指定します。

リソースグループ名

Systemwalker Centric Managerのデータサービスが登録されており、かつ、Systemwalker for Oracleのリソースを登録するリソースグループ名を指定します。
リソースグループ名はOracle Solaris Clusterのscstatコマンドで確認可能です。

共有ディスクのデバイスグループ

Systemwalker for Oracleが使用する共有ディスクのデバイスグループ名を指定します。


実行例を以下に示します。
以下の例では、クラスタシステムに登録されている Systemwalker Centric Managerのリソース情報が[表2-1:データサービスに登録されているリソース情報(Systemwalker Centric Manager)]の内容である場合を示しています。
クラスタシステムに登録するSystemwalker for Oracleのリソース情報は、[表2-2:データサービスに登録するリソース情報(Systemwalker for Oracle)]の内容を設定してください。

# /usr/cluster/bin/scrgadm -a -j FJSVmporals_STORAGE -g CentricMGR_GROUP \

-t SUNW.HAStoragePlus -x GlobalDevicePaths=/global/swfo_share